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ピエゾピックアップ再考

6本の弦の圧力を電気信号に変換するインブリッジタイプのピエゾピックアップは今やアコースティックギターピックアップの代表格とも言えるでしょう。そしてOvationを思い浮かべる人も多いかと。エレアコとして販売されているほとんどがこのタイプです。

ピックアップ業界は日進月歩、安価でクオリティーの高い製品がどんどん発売され、たとえば10年前の製品と性能を比較すると、正直なところ”雲泥”の差です。まるで携帯電話。

取り付けの際に確認する点は、1弦〜6弦までがバランスよく出ているかという事。たとえば4弦が小さくて3弦が大きい、6弦が大きくて2弦が小さい、低音側が小さくて高音弦側が大きい等、など、目に見えるものではないだけに消去法的に原因を突き止めていく作業になります。

そして原因は一様ではありません。ブリッジ溝の底の凹凸の有無やサドル下の平面性や厚みのフィッティングサドル骨密度、素子の圧力をかける場所や素材との相性、ピンからサドルまでの角度、ピックアップ素子自体の個体差、、、、。
もう無限的に存在する要素。ブリッジ下に敷かれたわずか7センチほどのピエゾ素子にバランス良く圧力をかける事がそんなにも難しいものかと、、、楽しくも頭を悩ませてくれます。

またフィッシュマンのような硬い素子はサウンドはタイトめ、LRバッグスやB・BANDのような柔らかいフレキシブルなタイプは弦の圧力の影響を敏感に感じ取ってしまうせいか柔らかなサウンドの傾向があります。

奥が深すぎるピエゾピックアップの世界、考え出すと夜寝れなくなります。
再考(さいこう!)

ドルフィンギターズ リペア担当 木曽


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