大阪江坂ギターショップドルフィンギターズブログ

本日の作業 ブリッジ再接着

最近本当にブリッジ浮きが多いです。今回のブランドはブリッジの接着面の塗装が剥がされておらず、直接ブリッジ材が貼られており、再接着の際に再発する可能性があると判断しましたので、トップ側の生地を露出させ接着する事にしました。

塗装を剥がすか剥がさないかは接着材の種類のチョイスにもよるのですが、僕は”極力タイトボンドを使いたい派”なのでそうしました。タイトボンドは木と木同士は強固にくっつきますが、塗装面と木の場合の接着力はかなり弱いのです。

タイトボンドを発明した”フランクリン社”は1930年代より木工接着材業界のトップに君臨しています。はみ出ても拭けるし(硬化した後でも!)、クローズドタイムも長いしetc,,,愛すべき接着材。タイトボンド大好きです。
ドルフィンギターズ リペア担当 木曽


コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 ヴィンテージウクレレのリペア

100年近く経過したヴィンテージウクレレをじっくり観察すると、軽微なクラックやブレイシング外れが意外と多く見つかります。演奏上問題ない場合もあるのですが精神的に良く無いのでリペアします。
ラベルやネジ、塗装の質感、ヴィンテージラバー(古いものを愛する人種)にはたまらんです。
当店ではヴィンテージウクレレの人気がじわじわと来ております。ハイスペックなウクレレに疲れたプレイヤーたちを癒してくれるクラシックなマーティンやカマカ、そして愛すべき無名ブランド。ぜひおいでください。
ドルフィンギターズ リペア担当 木曽


コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 ネックリセット

昨日の夜、1960年代後半のD-28のネックを抜いたところ、”SQロッド”の空洞が気になり始め、木の棒をインサートしてみました。35センチくらい入りました。
60年代前半までのTバー期とは明らかに違うオープンなサウンドはこの部位による影響が大きいと思われます。
ドルフィンギターズ リペア担当 木曽







コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 ヴィンテージムスタングのフレット擦り合わせ

ヴィンテージのフェンダーはラディアス(フィンガーボード上のアール)がキツいのでハイポジションをチョーキングすると、派手に音詰まりを起こす事があります。
そんな場合は、ハイポジションのフレットの真ん中あたりをややフラット気味に擦り合わせて調整するとと解消されます。(フレット上でラディアスをフラットにするイメージです)
個体によっては元々のフレットの高さや弦高の問題で、完全に無くならない場合もありますが気にならないレベルまでは仕上がる事がほとんどです。これでハイポジションのペンタトニックフレーズがストレスフリーで演奏できます。ドルフィンギターズ リペア担当 木曽



コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 工具の改造

ふと思うことがあり、クランプの取っ手一部を切り取り改造してみました。※くるくると回す部分が非常に邪魔でした。
金属の切断はほとんどしない作業なので、金属用の刃が崩壊したり、手元の固定が不安定だったりと時間がかかりましたが、なんとか切れました。市販の工具はギターリペアでは使いにくい事が多いので、こういった改造をする事が多いです。ドルフィンギターズ リペア担当 木曽





コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 バリとり

<本日の作業> バリとり
”バリ”とはフィンガーボードの両端からフレットが飛び出る症状を言います。”なんかフレットひっかかるなー”、”ネック触ったらなんか痛いなー”と感じた経験があるプレイヤーさんも多いかと。
これは木の収縮が原因だと考えられます。特に冬場、乾燥時期になると、木が収縮します(逆に湿気が多いと水分を吸い込み膨張します)。収縮するといっても定規で計測できないほどの数値なので見た目にはまず分かりません。しかし人間の指先の感覚は、顕微鏡レベルの変化も敏感に感じ取ってしまうのです。
フィンガーボード(木)とフレット(金属)は全く性質の違う物。乾燥時期にフィンガーボードが収縮してもフレットは当然そのままの状態をキープします。だって金属だから。結果フレットの両端がフレットから飛び出てしまいます。厳密に言うと、フレットが飛び出たのではなくてフィンガーボードが小さくなっただけですが。
暖かく湿気のある季節まで待つと戻る場合もあるのですが、戻らない事もあります。
そんな場合は、削ってしまいます。同時にフレットサイドのクリーニングにもなり、すっきりします。症状によっては、フレットサイドを丸める処理なんかをプラスすれば、見違えるほどに左手のプレイヤビリティが向上します。ギターは、まさに生き物、植物、生命を感じる道具、だと思います。
ドルフィンギターズ リペア担当 木曽





コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

ピエゾピックアップ再考

6本の弦の圧力を電気信号に変換するインブリッジタイプのピエゾピックアップは今やアコースティックギターピックアップの代表格とも言えるでしょう。そしてOvationを思い浮かべる人も多いかと。エレアコとして販売されているほとんどがこのタイプです。

ピックアップ業界は日進月歩、安価でクオリティーの高い製品がどんどん発売され、たとえば10年前の製品と性能を比較すると、正直なところ”雲泥”の差です。まるで携帯電話。

取り付けの際に確認する点は、1弦〜6弦までがバランスよく出ているかという事。たとえば4弦が小さくて3弦が大きい、6弦が大きくて2弦が小さい、低音側が小さくて高音弦側が大きい等、など、目に見えるものではないだけに消去法的に原因を突き止めていく作業になります。

そして原因は一様ではありません。ブリッジ溝の底の凹凸の有無やサドル下の平面性や厚みのフィッティングサドル骨密度、素子の圧力をかける場所や素材との相性、ピンからサドルまでの角度、ピックアップ素子自体の個体差、、、、。
もう無限的に存在する要素。ブリッジ下に敷かれたわずか7センチほどのピエゾ素子にバランス良く圧力をかける事がそんなにも難しいものかと、、、楽しくも頭を悩ませてくれます。

またフィッシュマンのような硬い素子はサウンドはタイトめ、LRバッグスやB・BANDのような柔らかいフレキシブルなタイプは弦の圧力の影響を敏感に感じ取ってしまうせいか柔らかなサウンドの傾向があります。

奥が深すぎるピエゾピックアップの世界、考え出すと夜寝れなくなります。
再考(さいこう!)

ドルフィンギターズ リペア担当 木曽


コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 マーティンのピックガード浮き補修

マーティンのピックガードは1960年代の半ばごろより、それまでの鼈甲柄のセルロイド製からブラックのアセテート製に変更されます。同時にロングサドル→ショートサドル、Tバーロッド→SQロッドにも変更されます。この一連の流れは工場拡張移転に伴うマイナーチェンジだと思われます。
で、このアセテート製のピックガードはよく変形します。中にはストーブの上の”スルメイカ”のような状態になるものもあり、ここまで来ると流石に新しいものに交換となります。アセテートはセルロイドよりも湿気の影響を受けやすいのかな?とも思われます。
軽微なものは、オリジナル度を尊重するため、接着剤を流し込んで現状維持のリペアとなります。そんな少々厄介なピックガードですが、この時代のものは、塗装の下にピックガードがある為、ボディとの一体感があり抜群にカッコ良いのです。通称”塗り込みピックガード”です。そんなことで1980年代の半ば頃に廃止されるんですが、今となっては希少なデティールです。
後世にも残したい。ドルフィンギターズ リペア担当 木曽






コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 ピックアップ取り付け 

新年明けましておめでとうございます。
2017年一発めの作業はピックアップ取り付けとなりました。去年最後の作業もピックアップ取り付けだったような気がします。
本日もありがたい事に2件のピックアップ取り付けのご依頼を頂きました。昔と比べると発表する場所が増えたのかな?と。今年もどうぞよろしくお願い致します。ドルフィンギターズ リペア担当 木曽














コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

本日の作業 ステンレスフレット交換

わたなべ ゆう氏のご依頼で愛用のヘッドウェイのステンレスフレット交換を行いました。粒立ちの良さ、クリアな高音、スムーズなフィンガリング、絶妙なテイストとなりました。当店のステンレスフレットは硬すぎず柔らかすぎずの硬度を持っておりますので、いろんな楽器に相性バツグンです。それではレコーディング頑張って下さい!ドルフィンギターズ リペア担当 木曽







コメント(0)
投稿者名
タイトル
コメント

最近の記事