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かつてのホワイト・カントリー・プレイヤー達はギター、フィドル、マンドリンの中にガラガラヘビのシッポを入れていた。「いい音がするんだよ」と。そして、MOJOがあると言う意味だそうだ（ブードゥー教において金運やギャンブル運、女性運を向上させるための意味）。話しを日本に向ければ、ヘビは、弁才天の使いとして富をもたらすものとして有名であり、縁起が良い動物として知られる。古くから神様の使いとも言われており、運気アップアイテムとしては欠かせないもの。それを総合し、King Snake（キングスネーク）と言うブランドが生まれました。

本器はソリッドボディの名作Soulvilleのダブルピックアップ＆ダブルカッタウェイモデル、Soulville / D (Green Viper)。



ボディ：ヘムロック

ネック：マホガニー

指板：ローズウッド

ブリッジ：ローズウッド

ペグ：ゴトー

ピックアップ：KING SNAKE "Soulville -Foil" x 2

その他：42.5mmナット幅、625mmスケール



ブランドの成り立ちを聞くだけでも只者ではない感が凄いのですが、開発のこだわりも類稀なるセンスが爆発しております。

Soulville（ソウルヴィル）は、ヴィンテージビザールな見た目ながらも独自なサウンドとして、ソリッドボディながらもホローボディギターに近いサウンドを求め開発されました。ボディ材にスプルース系であるヘムロック材を使用する事で基本となるサウンドはアコースティカルであり、ヴィンテージのショートスケールかつ極太ネックではなく、LPスケール、他モデルと同様のKING SNAKEネックシェイプを採用、プレイアビリティにおいて緩めのテンション感であり弾きやすく、ソリッドらしからぬサウンドの緩さを持ちます。

本器はそんなSoulvilleのオリジナルダブルカッタウェイボディかつ、ブリッジP.U.も搭載し、そのキャラクター通りのリア時でも痛い音にならぬソリッド・モデルとしての提案です。ドライブ時はイナたく、より古めかしいサウンドを担っている。そして2kg台と軽量さがプレイアビリティにおいても大きなポイントである。

Soulvilleの名は歪んだ時のサウンドイメージである、テナーサックスの巨匠ベンウェブスターの名盤から取ったそう。

そしてこちらのカラー、一般的な日常生活でまず"Green Viper"と耳にすることはないでしょう。Viper=毒ヘビ...です。緑毒蝮と言ったところでしょうか...やはりぶっ飛んだネーミングでした。おどろおどろしい名とは裏腹に、非常に美しいグリーンが目をひくモデルです。光加減で濃淡が変わり複数の色味を持っており、ヴィンテージにある雰囲気を放ちます。メーカー曰く「夜のエレガンス」。

アコースティック専門店である当店も、このコンセプト、デザイン、サウンドに一目惚れしてのラインナップです。





Original Pickups「KING SNAKE "Soulville Foil"」

ヴァルカンファイバーボビンにスティールポールピースを組み合わせたシングルコイル構造。マグネットワイヤーにはAWG43SPNを使用。直流抵抗値は9.8～10.0KΩ。フェライトバー・マグネットをコイル側面に配置し、通常のシングルコイルより幅広い磁界を形成してハムバッカー的なアタックとエアー感を作り出している。ニッケルメッキが施されたブラス製カバー、アルミニウム製ベースプレート、ゴールドフォイル・トッププレートはノイズシールド効果を発揮するだけではなく、トーンキャラクターを形成する上でも重要なファクターとなっている。





独自の極薄ニトロセルロース・ラッカー仕上げ

木部下地の目止め無く極薄ニトロセルロース・ラッカー・フィニッシュすることでKING SNAKEらしいワイルドな仕上がりとなっている。通常のラッカー塗装の塗膜厚よりも薄いためにさらにセレクトされたボディ、ネックの持つ「木の鳴り」をダイレクトに響かせ、見た目もワイルドかつ独自の質感を与えている。

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ギター本体（大阪発送）