TRACE BUNDY・MISSILE BELL Part 2: THE STUDIO・CD

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商品コード: 2008120501

アーティスト: TRACE BUNDY

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08年9月に初来日し、全国7ヶ所・8公演を行い多くのギター・ファンに深い感動を与えたトレース・バンディ。

彼のスタジオ録音によるニュー・アルバムが早くも届けられた。

こんなにも早く新作が発表されたのは、実はトレースは最初から「連続した2部作」としてシリーズで発表しようとしていたからで、国内版として発売中のライヴDVD『ミサイル・ベル: THE DVD』が前編であり、この『MISSILE BELL[ミサイル・ベル] Part 2: The Studio CD』と題された新譜は後編。

つまり、同じ「ミサイル・ベル」シリーズの第2弾という訳である。

スタジオ・レコーディングされた収録作品15曲は殆どがトレースのオリジナル作品で、当然のことながらライヴ・ヴァージョンが『ミサイル・ベル: THE DVD』に収録された「Communion」「Liturgy」「Missile Bell」「Love Song」「Retroverse」「Hot Capo Stew」なども新たにアレンジされた別ヴァージョン。特にライヴでは必ず演奏する「Hot Capo Stew」(カポを5コ使用して演奏される曲)が本作で初めてスタジオ録音ヴァージョンが収められたのも嬉しい。

未発表作品の事も少しご紹介しておくと「Urban Challenge」はルーピング・ペダルを使って1人多重録音でアコースティック・ギターの音を重ねていき、そのオケをバックにソロ・プレイを披露する人気曲。「Becca and the Blue Capo[ベッカとブルーのカポ]」は愛妻ベッカさんに捧げられた曲で、ブルーのカポを使って両手タッピングで美しくも可愛いメロディがソロ・ギターで紡ぎ出される。

アルバムのラストに収められた「Sweet Child O' Mine」は、何とガンズ・アンド・ローゼズの曲で彼等が87年に発表したデビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』に収録されていた曲。オリジナルのヴァージョンのイントロで流れる印象的なエレキギターのリフをアコースティック・ギターのハーモニックス・プレイに置き換え、このスローなハードロック・ナンバーを美しく荘厳さも漂うギター・インストにアレンジしたトレースのセンスに脱帽。

58分を超える全15曲の「物語」は聴く者をまた新しいトレース・バンディのギター音楽の世界へと誘う。知らぬ間にゆったりと心地よい気分にさせてくれるピュアーな音楽である。