わたなべゆう・『マクのクリスマス』CD&絵本
【収録曲】
1.マクのクリスマス
2.Railroad with池田安友子&上原周平
3.ほたる
4.踊り子の唄 with池田安友子&上原周平
5.Y.K.O. with中西俊博
6.雲のいえ with池田安友子&上原周平
7.Airblanket
8.森のプロムナード with田ノ岡三郎&池田安友子
9.Baby you. withリクオ
10.Over the Moon
11.Memento Mori
12.Airblanket withアキドリ
13.マクのクリスマス with初田悦子 アレンジ鎌田雅人
*ボーナストラック
14.Baby you. withリクオ
at HIRO T’S 60th BIRTHDAY Daddy’s Reborn Jam at 大阪城ホール
『くまのマク』シリーズ第2弾が、ゆうくんから届いた。
前作のあたたかさと、一抹の寂しさとマクの未来への希望。その希望は、読者のみんなの希望でもあったように思う。
クリスマスを迎えたマクは、少しだけ逞しくなっていた。
前作より内省感を抑え、開放的で包容力が柱になっているように思うギターの旋律は、いつの間にか言葉を持っているかのように語りかけ、つよしさんの絵が動いているように見えた。
逞しさは明るさと優しさ、そして、より力強い希望を生み出す。
ぼくは、いつの間にか、笑顔でいながら涙を浮かべていた。
次にマクに逢えるのはいつかなあ...
佐藤竹善 (Sing Like Talking)
真っ赤なやわらかいハート形のクッションにくしゅっと顔をうずめたような気持ちよさ… 甘えたい気持ちや切なさが蘇り、せつなくさせる曲たち。
私たちの中のちいさな子供を優しくつつみこんでくれる一枚。
SAKURA
マクのクリスマスには、お父さんもお母さんも出て来ないのに、絵の端々に、音の間に、沢山のお父さんとお母さんを感じます。
子を想う、ということは、声にならない、音にならないその向こうの『愛』そのものです。
ゆうくんは、そんな愛そのものに真っ向から挑戦したんだね。
このギターの音がいつか、彼の小さな宝物の誇りになる日がきっと来るんだろうな。
こじまいづみ(花*花)