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東京小平市に工房を構える個人製作家 西 恵介のKeystone Stringed Instruments

日本国内のみならずアジア各国やアメリカでも人気を誇るトップルシアーの1人。常に多くのバックオーダーを抱え、現在では滅多にお目にかかれないルシアーギターであります。

本器はダブルオーカッタウェイモデル Jujube with Cutaway。本モデルの標準は12Fジョイントですが、本器は14Fジョイントの特別仕様 2022年製のUSED品。



トップ：アディロンダックスプルース

サイド＆バック：ブラジリアンローズウッド

ネック：ホンジュラスマホガニー

指板：ハカランダ

ブリッジ：ハカランダ

ペグ：ロジャース

その他：3Dロゼッタ、リブレスト、ウッドバインディング、セイウチの牙ナット＆サドル、44,5mmナット幅、645mmスケール




ご覧の通りサイド&バック、ヘッドプレート(表・裏)、指板、ブリッジ、バインディング(リブレスト)にハカランダ材を使用し、高い木工精度で組み上げ、各部のデザイン・バランスの良さ、仕上げの美しさと圧倒的なオーラを放つモデルであります。


最も重要であるサウンドですが、オープンコードを一つ鳴らすだけでポテンシャルの高さを感じさせ、各弦・各ポジションを弾いていただくとこのギターの凄さが伝わるかと思います。ロー・ミッドの豊かさはこのサイズではまさに規格外と言え、レンジの広さ、ヘッドからボディまですべてのパーツがひとつになったかのような抜群な箱鳴りを感じさせ、すべてが絶品のサウンドであります。



サイド&バック材はストレートグレインのマスターグレードハカランダ。バインディング材やリブレスト部分もハカランダを使用。リブレストが抱えた際のフィット感抜群であり、効果も絶大です。




ヘッドプレートもハカランダ材のマッチング。ナットは各弦の輪郭を際立たせるためのスキャロップド加工を施しております。




ヘッドバックもハカランダ材を使用。ペグはカスタムオプションのロジャースを使用。世界でもトップクラスの最高級ペグであります。




ブリッジ材も黒々とした上質なハカランダ材で製作されており、シェイプや仕上げの美しさなど、こういった部分でも木工精度の高さが伺えます。




サウンドホールロゼッタは合成樹脂のレジンと木材を張り合わせたお手製で、センターの堀りを入れたキーストーンオリジナルのロゼッタデザインです。




使用感は少なく、小さな傷は見られますがダメージの大きい箇所はなく、修理・改造履歴もありません。ケースはGrand Oply グラスファイバーケースが付属します。


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