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岐阜県のルシアー長坂幸彦主宰、NAGASAKA GUITARS 。

鈴木バイオリンの職人として働きながらギターやウクレレなど弦楽器を製作し始め、2010年に工房を設立、バイオリン製作で培った技術を見事に作品に反映させており、若手製作家ながらすでに風格を感じます。

本器は新たにスタートしたArtist Lineからリリースする作品、Artist Line -SUISEI- Kikyou（桔梗）。【サウンドメッセin大阪 2024出展作品】



トップ：ルッツスプルース

サイド＆バック：マダガスカルローズウッド

ネック：アフリカンマホガニー

指板：エボニー

ブリッジ：マダガスカルローズウッド

ペグ：SGS510Z

その他：633mmスケール、44mmナット幅、ローズウッドバインディング、カラードボーンナット＆サドル



新たにスタートしたアーティストラインは、Leaf Instrumentsの主宰「長坂幸彦」個人の創作を形にした特別ラインです。長坂氏がコンセプトやテーマを練り込み、今造りたいと思ったものを詰め込んで、1本の作品にします。ギター全体をひとつのアートとして感じ取っていただけたら嬉しいとのこと。これには多くの労力やアイデアが必要になるので、年間ごく僅か、不定期にしか製作されないシリーズとなります。アーティストやオーディエンスになにかしらの刺激を与えられるような作品をお届けしたいとの願いです。

「SUISEI」と名付けられた美しい青の作品がヘッドプレートとロゼッタに描かれております。

そのキャンパスとなるバール材は独特のセンスで染色され、金箔・銀箔・青箔を散りばめ、唯一無二の表情を生み出しております。これはギター界の定番であるインレイワークとは違った新たな世界観です。

また、独自の方式で染色したナットとサドルは、消耗パーツという本来の意味の枠を超え、芸術品のようなデティールとなっています。眺めていても飽きることはありません。

ギターのモデルは製作本数の少ない、コンパクトなシェイプのKikyou（桔梗）。633mmのショートスケールで、元よりテンション感の柔らかいNAGASAKA GUITARSですが、より優しい揺らぎとなっており、まるで12Fジョイントのギターを弾いているかのようなふくよかさを感じられます。

唯一無二のルシアーギター、是非一度お試し下さい。



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