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"Maton Musical Instruments Company"

1946年に社名が現在の"Maton Musical Instruments Company"になり、その後工場をカンタベリー、ベイズウォーター、そしてメルボルン・ボックスヒルへと工場の規模を拡大しながら拠点を移し、オーストラリアを代表するギターブランドへ成長しました。自国の素材を尊重した個性を放つラインナップは、世界中で愛用者が増え続け、今や世界的なビッグブランドとなりその勢いは止まりません。



本器はアコースティック・ギター1本で最高のパフォーマンスを演出するトミー・エマニュエルのシグネイチャーモデルのカッタウェイバージョン、EBG808CTE。

元カスタムショップ専任ルシアーAndy Allen との対話から⽣まれたモデルで、2016年から使⽤を開始しており、新たな愛器として活躍しています。



トップ：AAAスプルース

サイド＆バック：クイーンズランドメイプル

ネック：クイーンズランドメイプルネック(アジャスタブルロッド)

指板：ストリーキーエボニー

ブリッジ：ストリーキーエボニー

ペグ : グローバー

その他：ベネチアンカッタウェイ、44.1mmナット幅、647.7mmスケール、牛骨ナット・サドル、AP5-Pro PUシステム搭載



数あるメイトンラインナップの中でも明らかにあたたかく優しい音色を持つトミーモデル。

クィーンズランドメイプルとは北米産のメイプルとは全く異なる種であり、どちらかと言うとマホガニーに近いサウンド特性を持ち、ボディ材やネック材として使用されるトーンウッドです。

長年トミーファンは、ノンカッタウェイボディで縦横無尽に全ポジションを駆け巡るトミーの姿を見て、ハイポジションの操作性が欲しくてもノンカッタウェイで頑張っていた話をよく聞きましたが、本人が晴れてカッタウェイモデルを使用し始めたことでまるで許しを得たかのようにカッタウェイモデルも揃える愛用者が増えてきました。

ネックは薄手のCシェイプ、ボディ最大幅は000と00サイズの中間でありながら、厚みはディープボディ仕様となっているのが808シリーズの特徴であります。小振りでありながらも豊かなサウンドを生み出す素晴らしい設計です。

ボディー幅は14-1/4"と000と00サイズの中間でありながら、4-3/4"というボディー厚がある為、抱え易い小柄でありながらも豊かなベース音を生み出します。

極限まで高められたセットアップ、ローポジションからハイ・ポジションまで、指板に吸い付く様な弾き心地がテクニカルなプレイをサポートします。

搭載されたAP5-Proピックアップ・システムは、よりクリアで透明感のあるマイクサウンドと力強いピエゾの存在感でどんな現場でもナチュラルなアコースティックサウンドをアウトプットできます。

また、マスターボリュームを装備し、バランス調整もより精細にスムーズに行うことが可能です。

まさにプロフェッショナル仕様。

トミーモデルは欲しいけどカッタウェイは欲しい...これにて解決！



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