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マーティンは2020年1月に新たなシリーズとなるSC-13Eを発表。これまでのマーティンのボディスタイルにはない画期的なデザインとして開発された。現代の音楽シーンと地球環境に適したモデルであり、その画期的なデザインの根底には、伝統技術へのリスペクトがある。

本器は世界150本限定生産モデルのSC-12E。



トップ：シトカスプルース

サイド＆バック：コア

ネック：セレクトハードウッド

指板：エボニー

ブリッジ：エボニー

ペグ : ニッケルオープンバック

その他：スキャロップドXブレイス、44.5mmナット幅、645mmスケール、グロスフィニッシュボデイ、サテンフィニッシュネック、L.R.Baggs Element VTCピックアップ搭載



世界150本限定で生産された美しいモデル。
ラミネイトですが良杢のコアをボディに採用、トップはハニー系のバーストで演出し、ボディはオールグロス仕上げです。

13フレットでジョイントされた印象的な左右非対称の"S字シェイプ"ボディを採用したカッタウェイモデル。カッタウェイを深くし、よりハイポジションへのアクセスがスムーズとなり、この形状にすることによってのサウンドのロスを補うために13フレットジョイント&S字シェイプとなっていることも興味深い物があります。6弦の解放の深みやトーンの美しさ、1弦のハイポジションまで音痩せせず、豊かなサスティーンを奏でる素晴らしい設計です。


"Low Profile Velocity"と名付けられた薄型のネックシェイプと、大胆なヒールレスデザイン、さらに新開発の"Sure Align Neck System"という、ネック角度を任意に調整できる特許出願中のシステムにも驚きです。この特殊なジョイント構造により、季節や環境の変化によって生じる木材の動きに対して、ネックアングルやピッチ補正も可能にする画期的なジョイント構造ですので、まさに現代プレイヤーのために構築されたモデルであります。（ネックジョイントの調整に関しては全国の専門店へご相談ください）


サウンドホールを覗くとバックにXブレイシングを配置。ここにも強度とサウンドのバランスを考えた設計が見られ、ラベルはドーナッツレコードラベルを模したユニークなデザインとなっております。

L.R.Baggs Element VTCピックアップを搭載しており、ステージパフォーマンスも意識したモデルであることがわかります。

ガードのスレや小さい傷こそございますが、全体的には大変綺麗なコンディションでの入荷です。

マーティンの新時代への挑戦ともとれるハイパーモダンな限定品、いかがでしょうか。


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