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岐阜県のルシアー長坂幸彦主宰、NAGASAKA GUITARS 。

鈴木バイオリンの職人として働きながらギターやウクレレなど弦楽器を製作し始め、2010年に工房を設立、バイオリン製作で培った技術を見事に作品に反映させており、若手製作家ながらすでに風格を感じます。

本器はブランドを代表するモデル、Aoi（葵）の当店特注モデル。サウンドメッセin大阪2025出展作品



トップ：スイスレゾナンススプルース

サイド＆バック：ココボロ

ネック：ホンジュラスマホガニー

指板：エボニー

ブリッジ：エボニー

ペグ：ゴトープレミアムラインKG-02-N

その他：633mmスケール、44mmナット幅、金箔バールロゼッタ＆ヘッドプレート、ユニークカラーボーンナット＆サドル



ショウモデルならではの豪華仕様。

独特のセンスで染色したバール材に、金箔・銀箔を散りばめ、唯一無二の世界観を生み出しております。ギター界の定番であるインレイワークとは違った新たな芸術作品です。金縁の手鞠のようなモチーフも加わり、雅やかな印象を受けます。バックのココボロも上部のサップとシンメトリーになるように金箔がこぼれ落ち、まるで砂時計のような様相です。そして、今回はバインディングまで金箔があしらわれております。大変華やかで豪華な使用ですが、上品に仕上がっております。

豊かで立体的なトーン、低域の存在感やハイポジションのクリアさなどはフィンガーピッキングに相性抜群です。弾き方次第では、繊細なフラットピッキング奏法にも良さそうです。

独自の方式で染色したナットとサドルは、消耗パーツという本来の意味の枠を超え、芸術品のようなデティールとなっています。眺めていても飽きることはありません。

唯一無二のルシアーギター、是非一度お試し下さい。



-Resonance Spruce レゾナンス・スプルース-

スイスに在るヨーロッパ最大かつ最古の森、Risound Forest（リゾの森）に生育し、その痩せた土壌と厳しい気候により優れた品質を誇ります。音響特性に優れ、非常に良好なレスポンスと軽さを持ちながらも、高い強度、弾力性と剛性を持ち合わせています。かの有名なバイオリン製作者、ストラディバリウスでさえ、この森の木材を使用しました。

完璧な品質の木材を選択するため、何百もの選択基準により選別され、10,000本の木から選りすぐられた1本が楽器製作用に製材されます。場所、光、規則性、完成度、ねじれや樹脂ポケットの有無、繊維の真直度は最も重んじられる基準となります。

より完璧な木を手に入れるため、大ベテランの木こりにより、秋も深まった新月に向かう時期にのみ採集されます。柾目に製材され、実際に使われるまでに3年から10年を掛けて乾燥させます。



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