Gibson
ES-175
1953年製のES-175!
DESCRIPTION
扱い易いボディサイズとスタイリッシュなカッタウェイを持ったモデルとして1949年に発表されたES-175は、瞬く間にジャズの世界で人気モデルとなり、ご存知の様にL-5と並びジャズギターの代名詞とも言えるモデルです。
本器はP-90一発使用がなんともシブい、1953年製のES-175。
ボディ:メイプル
ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:クルーソン
その他:42.8mmナット幅、628mmスケール、ダブルパラレログラムインレイ、P-90ピックアップ
しっかりと入ったウェザーチェックやメタルパーツのくすみは、このギターが歩んできた歴史を味わうことができるヴィンテージならではの醍醐味。しかしながら、ボディはしっとりとした艶感が保たれており、約70年という月日を考えると美しい個体です。
ハムバッカーが発明される以前のオリジナルP-90は、シンプルながら存在感があり風格すら感じさせます。クリスピーでありながらファットな印象を残すヴィンテージトーン、現代のES-175とは全く異なるサウンドは、まるで古いジャズのレコードから聞こえてきそうです。
サイドとジャック部分周辺にクラックと木部の埋め修正、それらに関わるオーバーラッカーは見られるものの、質感を損なわず、綺麗に補修されております。ペグは、50年代後半から60年代にかけて採用されたクルーソンペグに交換されております。フレットも交換されており、演奏面のコンディションも良好なので、今後もしっかりとお使いいただけます。
年々、希少性が増していく50年代のES-175、歴史的価値のみならず、そのサウンドの説得力も納得の一本です。
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Specification
Year | 1953年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Top | Maple |
Side & Back | Maple |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Jacaranda |
Bridge | Jacaranda |
Bracing | -- |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 1-11/16"(約42.86mm) |
Scale Length | 24-3/4"(約628.65mm) |
Tuning Machine | Kluson |
Pick Guard | Black & White |
Pick Up | P-90 |
Controls | 1Vol, 1Tone |
Weight | 2.61kg |
Case | w/HC |
修理・改造履歴 | ストラップピン装着、フレット交換、ペグ交換、クラックリペア、詳細はお問い合わせください。 |