COLLINGS

DESCRIPTION

ボルトオンジョイント、UV下地、スティールプレートを入れたネックなど、天才ビル・コリングスが取り入れた革新的なアイデアは、ギター業界に様々な”気付き”を与えてくれました。晩年は、”美しい楽器には美しいケースが必要だ”との理念を元に、自社ケースの製造に取り組み、そして完成したケースの仕上がりは、、、正しくコリングスクオリティ、ここまで徹底的に細部に拘り、研究し尽くし、我々に感動を与え続けるブランドはコリングス以外に存在しないでしょう。

プリウォー（戦前）ドレッドノート・スタイルを基本としながらも、”アドバンスドXパターン”ボルト・オンネック”等コリングス流のアレンジを随所に利かせたDシリーズ 。
本器は最もコリングスらしい1本と言える、1996年製のD-2HのUSED品。

トップ：シトカスプルース
サイド＆バック：インディアンローズウッド
ネック：マホガニー
指板：エボニー
ブリッジ：エボニー
ペグ：ウェイバリー

マーティンの人気シリーズ、ヴィンテージシリーズ、ゴールデンエラ、オーセンティックは、コリングスにインスパイアされ、製造に踏み切ったというエピソードが残っています。またヴィンテージスペックをリスペクトしつつ、現代的なエッセンスをふんだんに盛り込み、所謂フルコピーではない、道具としても素晴らしい楽器を作り上げました。

D-2Hは、野太く重厚なサウンドを特徴とし、豊かなボリュームと音色の鮮やかさなど、非常にインパクトの強いサウンドが本器の持ち味です。マーティンで言う所の、30年代（スキャロップドブレイシング）の膨らみ、50年代（ノンスキャロップドグレイシング）のクリアさをミックスさせたハイブリッドなサウンドとも表現が出来るでしょう。
また、本器は、UV塗装が下地に使用される前の貴重なオールラッカー塗装期のもので、ウッディで柔らかい印象があり。現代のコリングスとは異なる趣があります。

全体的に細かい傷、トップのセンターシーム開きのリペア跡がございますが、使用上は問題ございません。
近年価格改定も行われ、人気とともに年々金額が高騰していくコリングスギター、お探しだった方はお急ぎください！