OVATION

DESCRIPTION

1964年、航空宇宙エンジニアでありギタリストでもあるチャールズ・カマン氏と数名の航空宇宙エンジニアや技術者のチーム、米国コネチカット州ニューハートフォードでスタートしたOVATION。その中には後にAdamasをデザインするキーマン、チャールズ・マクドナヒュ氏の名前もあります。

1976年、より効率良く響くギターを研究した結果、0.79mmのバーチ材を0.14mmのカーボンファイバーでサンドイッチさせることで驚愕の薄さと十分な強度を両立したファイブロニックサウンドボードを持つ伝説的なギター"Adamas"が誕生します。
ボディトップに「ファイブロニック・サウンドボード」とブランドのアイコンとも言える「エポレットホール」と言う刺激的な仕様で瞬く間に世界中のステージ、レコーディングで、多くのアーティストがPVやステージで使用し、アダマスを一躍メジャーにしました。
本器はカッタウェイモデルAdamas 2087GT-8の2017年製極上USED品。

トップ：ファイブロニックサウンドボード
バック：リラコード
ネック：ウォルナット
指板：ウォルナット
ブリッジ：ウォルナット
ペグ：シャーラー
その他：OP-Pro/Studioプリアンプ搭載

Adamasは、ギリシア語の「征服し難い」がラテン語Adamantisを経由しDiamondになったと言われ、現代ではADAMAS=ダイヤモンドの意とされるパワーワードです。
カッタウェイモデルは片側だけエポーレットホールが配された個体が多い中、本器はダブルエポーレット。アダマスを特徴づける意匠だけに多いと嬉しいですね。
ボディは手作業で作られたコンポジット・ボディとなっており、抱えた時のフィッティングが向上しております。
現在OVATIONはほとんどのモデルがアジアで生産されておりますが、アダマスは米国コネチカット州ニューハートフォードの旗艦工場にてハンドメイドで作られております。細かい造形のバインディングや、ヘッド・ブリッジの彫刻が堂々たる存在感をアピールしています。
極薄カーボントップは大きな振動を生み出し、弾力のあるいわゆる"アダマスの音"を完成させます。この特徴的な響きはどんな時代にも新しく感じます。
ネック裏には細かいキズはございますが、ボディはやはり綺麗で、演奏面の状態を保っております。
当時を知る人も、初めてアダマスに感動する人も、ぜひお問い合わせください。