DESCRIPTION
ギブソンの数あるモデルの中でも人気のLGシリーズ。1943年にLG-2の廉価モデルとして登場したLG-1は、ブレイシングをシンプルなラダータイプする事によりリーズナブルなプライスを実現しました。結果的にサウンドにも変化が表れ、XブレイシングのLG-2と比較すると、よりジャジーでブルージーなサウンドが特徴です。
本器は1955年製 LG-1のヴィンテージ品。
トップ:スプルース
サイド&バック:マホガニー
ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ : クルーソン
その他:ラダーブレイシング、43mmナット幅、628mmスケール、ラージPG
ラダーブレイス構造のサウンドの特徴としまして、Xブレイスのような音域の広さや低音の深みは感じさせませんが、中音域の太さや独特なトーンを聴かせます。本器も引き締まった低音域、プレーン弦のまろやかなサウンドは、ジャズやブルージーなフレーズは勿論のこと、アコースティックセットのリードなどでもその存在感をアピールすることでしょう。
製作されてから約68年が経過してる個体としてはとても状態も良く、オリジナル度の高いヴィンテージギターで、交換パーツはサドルとブリッジピンのみで、ナットやフレット、ペグもオリジナルパーツでのままであります。PUの取り付け履歴もありません。指板とPGの間にクラック補修の跡(トップ裏に補強材あり)が見られますが、外観からはまず気にならないでしょう。ネックヒール部にストラップピンが装着されております。弦高は6弦12F 2.8mm / 1弦2.1mmのセッティング。ネックコンディションも良く、トラスロッドの効きも問題ありません。ケースはセミハードケースが付属します。
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Specification
Year | 1955年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Top | Solid Spruce |
Side & Back | Mahogany |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Jacaranda |
Bridge | Jacaranda |
Bracing | Ladder-Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 43mm |
Scale Length | 628mm |
Tuning Machine | Kluson |
Rosette | Black & White |
Pick Guard | Original Guard |
Case | w/HFC |