DESCRIPTION
非常にレア!滅多に入荷しないラウンドホール期の1929年製のL-4。
1912年から生産が始まったL-4。発売当初は、ダイヤモンド柄のロゼッタのオーバルホールに11.5Fジョイントなど、かなりクラシカルでマンドリンを大きくしたようなデザインが特徴的でした。1928年よりラウンドホールに14Fジョイントとなり、かなりモダンなデザインにマイナーチェンジします。ハイポジションが弾きやすいことから、初期モノよりも今回のスペックを好むアーティストも多いです。
トップ:スプルース
サイド&バック:メイプル
ネック:マホガニー
指板:ローズウッド
ブリッジ:エボニー
ペグ:オリジナル
当時の削り出しアーチは、リカーブが美しく、サンバースト具合や塗装の質感の風合いも相まって芸術品のようなオーラを放っております。また、欠損している事が多いピックガードも付属しており、抜群のカッコよさを誇ります。ネックは、ややファットな形状ですが、手に馴染む形状で、長時間の演奏も疲れないのが不思議です。塗装の剥がれもあり、木を触っている感覚がとても気持ち良いです。オリジナルペグも調子が良く、チューニングもストレスフリーです。
アーチトップ特有の硬さとラウンドホールの柔らかさ、アーチトップとフラットトップの中間的なハイブリッドなサウンドは、クラシックなジャズはもちろん、現代的な歌モノでもお使いいただけそうです。
トップのクラック補修跡やバックの一部タッチアップ、ネックヒールのストラップピン跡、ヘッドのエッジのダメージなど、全体的に細かな傷や塗装の剥がれなど年式相応の使用感はありますが、100年近いヴィンテージとしては塗装の艶も保たれ、全体的に良好な状態を維持しています。ネックも状態も良く、ヴィンテージとしては弾きやすいコンディションかと思います。
所々にダメージがございますが、オリジナルケースも付属しており、こちらも大変貴重です。ヴィンテージ市場にも滅多に出てこないラウンドホールのL-4、歴史的貴重なギターですので、コレクターにはもちろん、ちょっと変わったヴィンテージギターが欲しいな、、、といった個性的なプレイヤーにもオススメの一本です!
Specification
| Year | 1929年 |
|---|---|
| Condition | EX |
| Top | Solid Spruce |
| Side & Back | Solid Maple |
| Neck | Mahogany |
| Finger Board | Rosewood |
| Bridge | Ebony |
| Bracing | -- |
| Back Construction | 2p |
| Neck Width At Nut | 43mm |
| Scale Length | 24-3/4"(約628.65mm) |
| Tuning Machine | Original |
| Rosette | Black & White |
| Pick Guard | Original Guard |
| Case | w/OHC |
| 修理・改造履歴 | クラックリペア、 詳細はお問い合わせください。 |


