C.F.Martin
000-18 Shade Top
貴重な30年代のプリウォーマーティン。シェイドトップカラーの1937年製 000-18
DESCRIPTION
歴史あるマーティンギターでも特に人気の高い年代でもある30年代。1930年代〜1940年代初期の黄金時代(ゴールデンエラ)と呼ばれる時期はヴィンテージマーティンの最高峰に位置します。
本器は1937年製の000-18のヴィンテージ品。
アディロンダックスプルースTOP、スキャロップドXブレイス、マホガニーS&B、マホガニーネック(Tバー)、エボニー指板&ブリッジ、44,5mmナット幅、632mmスケール、ロングサドル、グローバーペグ、シェイドトップカラー仕様。
トップ材はアディロンダックスプルース、シェイドカラーは30sのいくつかのモデルで見られ、2000年代に製作された000-18 Golden Era SBや000-18 Authentic SBといった復刻モデルのオリジナルが本器であります。
ボディ材はホンジュラスマホガニー、とてもコンディションが良く、センターの塗装面の段差は見られますが、クラックはなく、塗装面は傷や打痕等見られますが年式を考えるととても美しい状態です。オリジナルフィニッシュ。
ネック材はホンジュラスマホガニー1ピース、素晴らしいコンディションで、長年の使用によりローポジション部の塗装面はうっすらと剥がれておりますが、このまま問題なくお使いいただけます。オリジナルフィニッシュ。
ペグはオリジナル グローヴァー。ややガタつきはありますが、チューニングそのものは問題なく使え、しっかりとクリーニングしてますのでとても美しい状態です。
指板材は黒々とした上質なエボニー。フレットは過去に打ち換えしており、指板やネックも素晴らしいコンディション。ネックリセットも施してますのでアングルも理想的な仕込みで、弦高なども幅広いセッティングを可能にします。
ブリッジは交換されておりますが、オリジナルにかなり忠実に作成されており、見た目の違和感もなく、素晴らしいサウンドを生み出します。サドル材は牛骨。
オリジナルのピックガード。本べっこうではなくセルロイド。サウンドホール回りやトップ全体は弾き傷など使用感は見られますが、長年 丁寧に管理されていたことが伺えます。
ケースもオリジナルと思われる30sのハードケース。000専用に作られており、首回りやトップのアーチなど美しいシェイプです。こちらも大変貴重なヴィンテージケースです。
修理履歴は、ブリッジ交換、ネックリセット、フレット打換え、ナット・サドル交換。演奏性も抜群な弾き心地で、80年以上経過したギターですが今後も安心してお使いいただけます。詳細は東京恵比寿店へお問い合わせください。
Specification
Year | 1937年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Top | Solid Adirondack Spruce |
Side & Back | Solid Honduran Mahogany |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Ebony |
Bracing | Scalloped X Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 1-3/4"(約44.45mm) |
Scale Length | 24.9"(約632.46mm) |
Tuning Machine | Grover |
Rosette | Black & White |
Pick Guard | Original |
Case | w/HC |
修理・改造履歴 | ナット・サドル交換、フレット交換、ネックリセット、ブリッジ交換、詳細はお問い合わせください。 |