高品質のアコースティック・ギター、エレキ・ギターを送り出すHEADWAYギター。
今回は(2007年)、当店特注モデルの詳細打ち合わせの為、長野県にあるファクトリーにお邪魔しました。百瀬氏が手がけるカスタム・ショップはここの一画にあります。レギュラー・ラインのHEADWAYギターはここから車で10分程度の場所にあります。
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最近取り入れられた材の乾燥マシーン。自然乾燥を終えた材はこのマシーンに入れられ人口乾燥を加えます。
各材によって、乾燥の期間、乾燥具合等を細かくセッティング出来る優れもの。
百瀬氏のセットアップルーム。
サンディング・マシーンと大量のストック材。
併設されている、エレキギターのファクトリー(写真右)
百瀬氏とのカスタムモデルの綿密な打ち合わせ(写真下)
当店カスタム・オーダーギターの内のひとつのモデルはドレッドノート・カッタウェイ仕様です。既に型は製作して頂いていた様で、秋に向けてまずはプロト・タイプの製作に取りかかります。特殊な木目を持つ材は、木取りで雰囲気が変わります。型を当てて「この部分をこんな感じ・・・どう?」ってな具合です。
バインディン用材等細かな部分用の材
希少な材は早めにキープキープ。今回キープした材の一部(マダガスカル・ローズウッド)です。マダガスカルは派手な木目、柾目の奇麗な木目バラエティーに富んでいます。あとは出来上がりをお楽しみに。
製作途中の30周年記念モデル(限定15本)の最終ロッド分から、1本選ばせて頂きました。サイド、バック共に、おっともちろんトップも非常に美しい1本です。8月末頃の入荷予定です。
こちらは、プロトの000サイズの同厚を深くしたモデル。ビジュアル的には非常にシンプルなモデルに仕上がっていました。
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今回は百瀬氏率いる、カスタムショップの工房にお邪魔しました。百瀬氏と数人の若手製作家に依って高品質なアコースティ・ギターを製作しています。私のややこしい、細かな質問、お願いにも親切丁寧にお答え頂きました。カスタムモデルはかなり良いのが出来そうです。