これからの音楽業界に若い世代のちからを

趣味 東京店

みなさんこんにちわ。恵比寿店:照屋です。
先日お休みをいただき法事のため帰省しておりました。

その際、とある音楽スタジオへも訪問したお話しをさせてもらいます。

現在公開中の「天国からのエール」という映画はご存じですか?

田舎の小さな弁当屋さんのご主人が、地元高校生たちの為に手作りの音楽スタジオを建設。スタジオと機材を『無料』で提供し、集まった学生達に対し社会に出るための必要な心構えや人として大切なことを教え、そこから様々なアーティストが羽ばたいていくという実話なんですが、
今回照屋はその映画の舞台となった「あじさい音楽村」スタジオへ行き、現在の練習生達が所有するギターやベースのメンテナンスをさせていただきました。

そこは海が目の前の場所にあり、楽器にとって優しい環境ではありません。15本ほど調整・チェックしましたがどれも目に付いたのが湿気による電気系統部分のサビによる接触不良、これは土地柄致し方ありません。ただ、それでも定期的にメンテナンスやパーツ交換してあげれば問題なく弾けます。

さらにネック調整や細かいセットアップをし、演奏性を向上させることに重点を置きメンテナンスを行いました。プレイヤーにとってサウンドと同じくらい演奏性は重要ですので、その方にあったプレイヤビリティの楽器を弾くことにより、より「弾きたい、ずっと弾いていたい」と感じるはずです。そういった部分・気持ちの面でも、ストレスのある楽器とそうでない楽器とでは上達過程に影響を及ぼすことは間違いないでしょう。

音楽好きな学生達が思う存分取り組める環境を整えてあげる、そして彼ら自身にもその重要性を知ってもらえたらと考えました。

若い世代の音楽好きな人たちが、これからの音楽業界を盛り上げてくれることに希望を抱き僕らはサポートする立場としてずっと見守っていきたいと思います。

興味を持たれた方はせひ映画をご覧ください。

最後に、メンテナンス終了後あじさい音楽村のみんなとの写真です。とても明るく、あいさつや礼儀がしっかりした子たちでした☆