コリングス・ファクトリーレポート! パート2

ギター 東京店

引き続きコリングス・ファクトリーレポートについて、

Bill Collings氏と2日間たっぷりお話しさせていただきました。

完成したばかりのヴァーニッシュモデルをチェックするBillさん、
この時には出荷前の厳しい管理体制について語っていただきました。

コリングス社の出荷基準は非常に厳しく、わずかな不安があればその時点ですべて出荷ストップとなります。
たとえばボディ材、数年後にクラックが起こりえる症状が見られた場合は材料を剥がし、作り替えるとのこと。
加工前の段階では発見できない内部のクラックも、塗装を吹き、バフ掛けまで終えた段階で発見できる物もあります。そうなればこれまでの行程にかけた時間も無駄になりますが、コリングスユーザーの為には手間も惜しまないそうです。

しかも木材のスペシャリストにしか発見できないような極わずかな物であっても見逃しませんし、
Billさんはこう言ってました

「日本人も完璧な物が好きだろう?俺たちも常に完璧を目指しているんだ」と。
「ギターメーカーも大変なんだぞ」という話をしながらも、色々と語ってくれました。

常に安定した高品質なギターであり、かつバランス良く美しいギターでなければいけないと。自然の木材を使用し、様々な環境を想定してこれほどのクオリティを保ったギターを作り続けるギターメーカーとしても、コリングスは間違いなくトップでしょう。

そういえば、Billさんが日本に来日したときに驚いたのが「ウクレレ」
あれほどの数のウクレレが展示されていることが予想外で、アメリカでは見たこともないほどのウクレレに圧倒されたそうです。
コリングス・ウクレレも2008年から製作を開始し、2009年から日本へも入荷してますが、来日時にウクレレのインパクトが強く、製作にもより熱が入ったそうな。
・・・おっきいBillさんが持つと、テナーウクレレもホントちっちゃいですね

さてさて1日目に続き2日目のランチも皆でご一緒に!

どこへ行ってもお茶目なBillさん
ほんと、イタズラ&ジョーク好きでみんなを常に楽しませてくれました(笑)
(市川さん磯部さんも一緒です)


昼食後はオリジナルのボールゲームをして午後の一時を過ごす若手スタッフ達。
副社長Steveさんに「カモン!」と誘われ僕らも参加!

本当に素晴らしいスタッフと素晴らしい環境でした、温かく歓迎してもらい、ひとりひとりが丁寧に説明してくれて、おかげさまでたくさん勉強させていただきました。これからも日本のファン1人でも多く、コリングスの素晴らしさをお伝えできればと思います。

そうそう、今回の訪問時にドルフィンギターズ・ショップカスタムをオーダーしてきました!
コリングスの新たなオプション材ココボロを使用したモデルやその他、完成は来年の春頃となりますので先に詳細を知りたいという興味を持たれた方はお電話くださいね。

サップ入りの美しいココボロ。

また、オーダーを検討されている方など、コリングスに関するご質問ありましたらお気軽にお問い合わせ下さい、恵比寿店までお越しいただけましたらさらに詳細をお伝え致します。

案内していただいたトーラスコーポレーションの皆さん、良い経験させていただき本当にありがとうございました。
最後に今回のメンバーみんなで。

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