本日の作業 ブリッジ再接着

リペア 大阪店

最近本当にブリッジ浮きが多いです。今回のブランドはブリッジの接着面の塗装が剥がされておらず、直接ブリッジ材が貼られており、再接着の際に再発する可能性があると判断しましたので、トップ側の生地を露出させ接着する事にしました。

塗装を剥がすか剥がさないかは接着材の種類のチョイスにもよるのですが、僕は”極力タイトボンドを使いたい派”なのでそうしました。タイトボンドは木と木同士は強固にくっつきますが、塗装面と木の場合の接着力はかなり弱いのです。

タイトボンドを発明した”フランクリン社”は1930年代より木工接着材業界のトップに君臨しています。はみ出ても拭けるし(硬化した後でも!)、クローズドタイムも長いしetc,,,愛すべき接着材。タイトボンド大好きです。
ドルフィンギターズ リペア担当 木曽