2016年KEYSTONE最新作は12Fジョイントシリーズ

ギター 東京店

東京都小平市のルシアー”西 恵介”のブランド”KEYSTONE”工房を訪問しました。

西 恵介氏の年間製作本数はおよそ12本、ギター製作と修理等に時間を費やし、木工や塗装技術も素晴らしく、完成度の高さは多くの方に認められる製作家であります。

現在も多くのバックオーダーを抱えており、昨年、一昨年とKEYSTONEの店頭販売は1本ずつのみだった為、極僅かなお客様にしかお試しいただけなかったのですが、
それだと皆様に知っていただく、触れていただく機会が少なすぎる為、今回は前々からオーダーしてました2本同時の入荷予定です。
*ただいま製作中 5月完成予定

Model : Jujube with Cutaway (Adirondack Spruce / Brazilian Rosewood S&B)

12Fジョイント”00”サイズのJujube(ジュジューブ)は、抱え易いコンパクトボディでありながら豊かなボリュームを味わえるモデルです。00サイズにもDサイズと同じように645mmスケールを採用しております。
12Fジョイントモデルと14Fジョイントモデルと異なる点は、サウンドホール位置やブレイシングの位置、ブリッジの位置も異なりますので、出音の出発点・広がり方などなどバランスすべてが異なります。また深みや豊かなボリュームも生みます。


サイド&バックはハカランダ。バインディングもハカランダ材を使用。西さんお手製のバインディングです。これも手工家ならではのお家芸。

さらにポイントは12Fジョイントならではのサウンドを味わいつつ、カッタウェイ仕様によりハイポジションでの演奏が全く苦にならず、演奏性の幅を拡げるという点です。

さて、KEYSTONEのもう一本は…いえ、もう一本も12Fジョイント仕様の
Model : Mod-D Cutaway (German Spruce / Madagascar Rosewood S&B)

人気モデルであるMod-D Cutawayを、今回初の12Fジョイント仕様にて製作依頼しました。
なぜそこまで12Fジョイントを?とツッコまれそうですが、敢えてお願いしました。KEYSTONEのサウンドを最大限に増幅させるという狙いです。
圧倒的な低音とボリューム感に、創造力をかきたてるほどの素晴らしい表現力を持つギターの仕上がると考えてのオーダーです。

さらに、ドレッドノートはサイズが大きい為抱えててストレスが…という方にも安心な”バックコンター仕様”となっております。これは絶大な威力を発揮します、よりボディと密着すると言いますか、大きなボディでも抱えた際の窮屈さを大幅に軽減します。
「ドレッドノートサイズのサウンドは好きだが、抱えるのがキツい為、仕方なくOMサイズなどの一回り小振りなギターを使用している」という方にはぜひお試しいただきたい仕様です。この目的だとアームレストよりも”バックコンター”の方がより効果的であります。

どちらも完成品は5月21日(土)/22日(日)に東京錦糸町で開催される
“TOKYOハンドクラフトギターフェス2016”にも展示されますので、こちらでもぜひお試しください。
フェス終了後に恵比寿店へ入荷しますので、KEYSTONE(西 恵介)を乞うご期待。

お問い合わせは東京・恵比寿店までお気軽にご連絡ください。

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