TODA GUITARS

ソプラノサイズのウクレレ。
製作における独創性は外見に、そしてその構造にも色濃く現れる。
TODA GUITARSのウクレレのブレイシングは、ウクレレでは珍しいXブレイシングで製作されている。
ソロプレイでのハイポジションの操作性、ピッチも安定しており、どのポジショニングでもスムーズな演奏を実現する高いプレイアビリティを備える。

エキゾチックな木目で製作されることも多く、どの作品も個性を放つ一本ものである。
写真の個体は指板に独特な木目のアフリカンブラックウッドを採用し、木目に合わせてポジションマークが彫られている。

TODA GUITARSのウクレレの中でも製作本数が多いコンサートサイズのウクレレ。
サウンドメイキングは、ウクレレでは数少ない精密なXブレイシングを採用し、ネックジョイントもギターに見られるダヴテイルジョイントをそのままウクレレサイズにアレンジしている。

写真の個体はボディに希少材であるハワイアンミロを採用。
ピックガードも木製のオリジナルデザインであり、しっかりとエッジが丸められており、こういった細部にわたる木材の加工が高級感を漂わせる。

TODA GUITARSのウクレレの中でも製作本数が多いテナーサイズのウクレレ。
テナーサイズの立ち上がりの良さや、甘くふくよかなサウンドを聴かせる。
テナーウクレレも他のモデルと同じくギターに見られるXブレイシングやダヴテイルジョイントで製作されている。

写真の個体はボディにプレミアムグレードのフィギャードマンゴーを採用。
バインディングはスポルテッドメイプルを用いるなど、独特の木目を活かしたデザインとなっており、こういったデザインセンスはTODA GUITARSならではである。

パイナップルシェイプのウクレレ。
随所にTODA GUITARSらしいデザインも織り交ぜられており、一目見てそれとわかる作品となっている。
パイナップルシェイプのディープな響きに、伸びやかなサスティーンやバランスの良さを感じさせる。

TODA GUITARSを代表するオリジナルシェイプのエイリアン。
主にテナーサイズのウクレレとして製作されるが、サイズダウンしたコンサートウクレレや、648mmスケールのスティール弦仕様の作品もある。

2024年に登場したモデル、シュメイリアン。
エイリアンと通常のボディシェイプのハイブリットモデルとしてデザインされている。
モデル名の通り、シュメール文明がモチーフとなっている。

TODA GUITARSで製作されるギターは、432mmスケールのピッコロギターからジャンボサイズまで数多くラインナップされている。

多弦ギターやハープギターなど製作されるギターは常識にとらわれない自由な製作スタイルであり、ユーモラスなギターと、強度や豊かなサウンドを両立させた楽器製作は戸田氏の豊富な知識と経験を裏付けている。