Jeff Traugott

DESCRIPTION

カリフォルニアの巨匠ジェフ トラゴット
サンタクルーズ社にて経験を積み93年に独立後、本格的に製作を開始し数々の名器を世に送り出してきたトップルシアーです。
日本には97年頃に登場し、ERVIN V SOMOGYIと同じく別格で、当時ルシアーギターは非常に珍しく圧倒的な存在でした。トラゴットは派手な装飾類は施さず、それはこれまでも変わらずサウンドをとことん追求しているルシアーです。
本器はトラゴットを代表する人気モデル Model R 2023年10月完成の最新作。

トップ：トリファイド レッドウッド
サイド＆バック：フィギャードマートルウッド
ネック：ホンジュラスマホガニー
指板：エボニー
ブリッジ：エボニー
ペグ：ゴトー510
その他 : オリジナルブレイスパターン、44,5mmナット幅、644.5mmスケール、ラッカーグロスフィニッシュ

今回もまた圧倒的なサウンドを作り上げ、この低音の深みは言葉で表現できない色気のあるサウンドです。弦を弾いた際のボディの震え方や、倍音成分豊かなナチュラルリヴァーブなどなど、感動を覚えるほどの高次元なサウンドを聴かせてくれます。画像からもチラッと見られますがボディバックのブレイスパターンにもこのサウンドの秘密があります。

ジェフトラゴットは現在 新規オーダー受付を終了しており、これからは自分の製作を追究しつつ、納得がいくものができたら世に送り出していく予定であるそう。ですのでカスタムオーダーとしてはこれが最後の入荷になるかもしれません。
本器はスタッフが実際に工房を訪問し、現地にてトラゴット氏と共に材を選定。工房の所在するカリフォルニア州サンタクルーズにて75年以上前に伐採されたトリファイドレッドウッドに、同じくウェストコーストにて採れたローカルウッドだというマートルウッドを使用。トラゴット氏としても初の材構成でありますが、これほどのサウンドを作り込むことに驚きです。興味をお持ちの方はぜひお試しください。
ケースはホフィー製 カーボンケースが付属します。