Matsui Hiroyasu (松井 啓泰)

DESCRIPTION

東京町田市のクラシックギター製作家 松井啓泰
製作家であり父である松井邦義氏と共に製作家としての道を歩み、自身のブランド松井啓泰ギターとして本格派エレガットシリーズを発表したのが2017年。その後はノンピックアップ仕様にて生音の面で改良を重ね、サウンドの質そのものが向上したHM-2。本器は、ピックアップ搭載仕様、ボディ構造もさらに改良を加え、ドルフィンギターズオーダーのみのスペシャル仕様です。

トップ：ウェスタンレッドシダー
サイド＆バック：インディアローズウッド
ネック：スパニッシュシダー(セドロ)
指板：エボニー
ブリッジ：ローズウッド
ペグ : ゴトー
その他：49mmナット幅、640mmスケール、ウッドバインディング、モザイクロゼッタ、カシュー塗装、L.R. Baggs Athem SL Classic PU搭載。

一般的なクラシックギターよりも僅かに細くした49mmナット幅と、やや薄手のCシェイプのネックが非常に握り心地も良く、コードチェンジやフィンガリングもスムーズにプレイできます。生鳴りやサウンドバランスを重視したブレイシングパターンやバック材の厚みを調整し、これまでの作品の中でも最も上質さや重厚さを感じさせる仕上がりです。

サドルが高めのままでもローアクションのセッティングが可能となるようにネックの仕込み角度をアレンジし、プレイヤーのお好みに合わせて調整できる幅を広げました。また、サドルは適度に高めの方がよりブリッジ〜トップへ伝える振動が増すということもあり、サウンド面・演奏面でも最もバランスの良い仕込み角度とと言えます。
12Fジョイントにラウンドカッタウェイ仕様ですので、柔らかく分厚いサウンドを奏でつつ、ハイポジションまでスムーズなフィンガリングを可能にします。
完成したばかりでこのクオリティですので、弾き込むことによりさらに素晴らしいサウンドが期待できます。
生鳴りの良さからPUシステムのサウンドバランスも抜群で、アンダーサドルPUとトゥルーマイクから出力されるサウンドは非常にリアルで極上のナイロンサウンドそのものです。
ケースはスリムで軽量のAranjuez ハードケースが付属、持ち運びに便利なショルダーストラップも付属します。

Matsui Hiroyasu (松井 啓泰) , Matsui Kuniyoshi (松井 邦義) ストック一覧はこちら