WATER ROAD GUITARS

DESCRIPTION

群馬県のルシアー増田 明夫のブランドWATER ROAD GUITARS。
ギタリスト岸部 眞明氏や渡辺 香津美氏がメインギターとして使用している事でも有名。ソロギターファンに絶大な支持を得ているウォーターロード。
本器はウォーターロードを代表するモデル Deep Arte。今作は紀元前3,200年のオーク材やアラスカブルースプルースという特別なトーンウッドを使用した逸品です。

トップ：アラスカブルースプルース
サイド＆バック：イングリッシュボグオーク（BC3,200）
ネック：マホガニー
指板：ボグオーク
ブリッジ：ボグオーク
ペグ：ゴトー510
その他：ターコイズロゼッタ

天然杢の芸術とも言える素晴らしいマテリアルの使用も、ルシアー界随一とも言われる材のストック量を誇るウォーターロードの魅力のひとつですが、本器に使用された材はその中でもとびきりスペシャルなものです。


何色とも言い難い、独特の灰色がかった青さに引き込まれるスプルース、これは大変貴重なマテリアルです。20世紀、南東アラスカの多くの木こりや漁師は伐採キャンプの場所にフロートハウスを選び水上生活を送っていました。それに使用されたスプルースは浮力を増しながら半世紀海水に浸かり、その丸太には大きな鉄釘が打ち込まれ、酸化した鉄の成分が溶け出しこの発色となりました。自然と人の生活が生んだ奇跡の材と言えるでしょう。


サイド＆バックに使用されるBog Oak（ボグオーク）、Bogとは泥炭湿原のことで、微生物が生存できない泥炭の堆積に埋もれた植物は数千年もの間その姿が在り続けます。本器に使用されるオーク材はおよそ紀元前3,200年のもの。悠久の時を経て現代に蘇り、ギターに姿を変えたロマン溢れるトーンウッドです。


ロゼッタなど装飾にターコイズを使用。ブルースプルースとの色合いもマッチし、こういったデザインもウォーターロードのセンスが光るところです。
どこまでも深くまろやかな唯一無二のウォーターロード・サウンドはもちろん、芯が太くきらめくハイトーンはまさに絶品です。
フィンガースタイルギターの真髄をぜひご堪能ください。

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