BOURGEOIS
Aged Tone Madagascar OM (Aged Tone Adirondack Spruce)
ヴィンテージOMを彷彿とさせる素晴らしいサウンド!
DESCRIPTION
1985年にショーンバーグ氏と共にSchoenberg Guitarsを設立、ソロイストモデルを発表し世界にその名を知られるダナ・ボジョア。
本器はトップ材には特殊な技術を用いて低音・無酸素状態にて焙焼加工されたアディロンダック・スプルース(Aged Tone Adirondack Spruce)を使用したAged Tone Madagascar OM (Aged Tone Adirondack Spruce)。
トップ:エイジドトーンアディロンダックスプルース
サイド&バック:マダガスカルローズウッド
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ペグ : ウェイバリー
その他:Fishman Matrix Infinity Mic Blend搭載
こちらはIBMA(International Bluegrass Music Association)で発表され、NAMMで大々的に発売開始されたモデル。
経年変化を経たヴィンテージギターの持つ乾ききったレスポンスの良い豊かなサウンドを得られ、独特の色合いにも風格を感じます。
塗装方法にも革新的な手法が用いられおり、「ラッカー塗装が永年の経年変化を経て硬化しながら薄くなり落ち着いた状態」と同様の塗装厚と硬さで仕上げられている。またサウンドに大きく影響を与える接着部分は「Hide Glue(膠)」を用いて製作されています。
非常にラウドな鳴りはまさに永年大切にに弾き込まれた"良い"ヴィンテージのオーラを纏っています。ピックガード先端にストロークによる表層の削れが確認できるのと、やや全体に所々小傷は見られますが、目立つものはございません。抜群のレスポンスと程よくドライでたっぷりとしたコクと深みのあるサウンド、ヴィンテージに真っ向から挑んだボジョア会心のOMと言えるでしょう。
Dana Bourgeois
ダナ ボジョア
1953年、米国メイン州ウエストブルックに生まれる。幼少の頃から音楽に興味を持ち、その一生をギターに捧げようと誓ったダナは、1974年、あるギター製作の手引書に影響を受け、すぐさま製作に必要な材料や工具を買い求め、大学の寄宿舎の一室でギター製作を始める。翌年には記念すべき1号機を完成させた。
その後、様々な製作家からのアドバイスを受けながらギター製作を続け、また多くのオールドギターの修理・復元を行う中で、良い材料の見極め方、ギター製作の本質である木材の鳴らし方、製作技術などの知識を深めていった。
1980年、当時ローカルフォークグループを運営し、様々なバンドで演奏していた彼は、ラグタイムスタイルのギタープレイで有名なエリック・ショーンバーグ氏と出会い、トラディショナルなスタイルにカッタウェイを施したOMモデルの製作を依頼される。
1985年にはこの14フレットジョイントのOMカッタウェイ(ショーンバーグ・ソロイスト)を完成させ、翌年、ショーンバーグ氏と共に Schoenberg Guitars を設立する。
ダナ自身がデザインし、材料を選び抜き、一本一本音をチェックした約150本のソロイストモデルがマーティン社の生産協力を得て、世に送り出された。
その後ギブソン社のモンタナ工場アコースティックラインの設計のアドバイザーを務めた彼は、その経験を生かし、1985年、自身の工房 Bourgeois Guitar を設立。数多くのアーティストモデルを含め、オリジナリティーにあふれた素晴らしいギターを製作し続けている。
Specification
Year | 2013年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Top | Solid Aged Tone Adirondack Spruce |
Side & Back | Solid Madagascar Rosewood |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Ebony |
Bracing | Scalloped X Bracing |
Back Construction | Mahogany |
Neck Width At Nut | 1-3/4"(約44.45mm) |
Scale Length | 25.5"(約647.7mm) |
Tuning Machine | Waverly |
Rosette | Black & White |
Pick Up | Fishman Matrix Infinity Mic Blend |
Case | w/OHC |
修理・改造履歴 | ピックアップ搭載、 詳細はお問い合わせください。 |