C.F.Martin
D-21
50's ハカランダマーティン。
DESCRIPTION
1955年から69年にかけて生産された通好みなD-21。
本器は1958年に製作されたヴィンテージ品。
トップ:シトカスプルース
サイド&バック:ハカランダ
ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:クルーソン
その他:ロングサドル、ベッコウ柄バインディング、オリジナルベッコウ柄ピックガード
Style-21は、Style-18とStyle-28のハイブリッドとも言える仕様で、18の装飾が施された28とよく説明されます。しかしその"装飾"の中には指板やブリッジも含まれており、これは見た目だけでなくサウンドにも大きく影響するところで、D-21は唯一無二の席に座り続けます。
使用されているハカランダは流石の50'sマーティン、超柾目です。木目フェチはこれを眺めているだけで時間を忘れてしまいそうなほど素晴らしい素材です。
そのハカランダボディの豪快な低音の響きもどこかほっこりとした柔らかさを感じ、ストローク、アルペジオ共に歌伴に見事にマッチするサウンドは、28のそれとは明らかに違い、これはハカランダ指板&ブリッジの質量、弾力、開放感が折り重なった結果と言わざるを得ません。
サドル溝はやや幅広に堀り直されており、ネックはオーバースプレーされておりますが、いずれもビンテージの雰囲気を損なう物ではございません。トップセンター部の軽微なクラックも使用に於いて問題ございません。
ネックコンディションも良好で、プレイスタイルに合わせたセッティングが可能です。いままで大切にメンテナンスされてきた事が分かるコンディションで、ギターにとって肝心な操作性に一切の不安は感じません。
魅力満載のD-21ですが、28に比べるとまだまだお求め易い相場です。近年のハカランダマーティンの高騰を考えるとこの価格はチャンスです!
Specification
Year | 1958年 |
---|---|
Condition | EX |
Body | Dreadnought |
Top | Solid Sitka Spruce |
Side & Back | Solid Jacaranda |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Jacaranda |
Bridge | Jacaranda |
Bracing | X-Bracing |
Back Construction | 2P |
Neck Width At Nut | 1-11/16"(約42.86mm) |
Scale Length | 25.4"(約645.16mm) |
Tuning Machine | Kluson |
Rosette | Black & White |
Pick Guard | Original Tortoise Color |
Case | w/HC |
修理・改造履歴 | ネックオーバースプレー、 ストラップピン装着、 クラックリペア、 詳細はお問い合わせください。 |