Dowina
COC3-GAC-DS no.10

東欧スロバキアの手工ヨーロピアン・アコースティック、Dowina(ドウィナ)。上位機種のココボロシリーズのドロミテスプルーストップ。
DESCRIPTION
東ヨーロッパの内陸国、スロバキアの首都ブラチスラバ近郊に工房を構えるDowina(ドウィナ)。
日本と同じように明確に四季がある、豊かな自然の中で製作されているハンドメイド・ブランドです。ブラチスラバとウィーンの近郊、ドナウ川とモラヴァ川が交差する中州にある、今ではDEVIN城と呼ばれる古城Dowinaがブランド名の由来です。
本器はDowinaのトップルシアーが全てを手掛けるフラッグシップモデル、MASTER SERIESのココボロ仕様のドロミテスプルーストップバージョン、COC3-GAC-DS no.10。材を選定し、一年かけて完成した当店オーダー品です。
*モデル番号は個体識別用です
トップ:ドロミテスプルース
サイド&バック:ニカラグアンココボロ
ネック:マホガニー(ウェンジ補強)
指板:エボニー
ブリッジ:マダガスカルローズウッド
ペグ:ゴトー510
その他:メイプルバインディング、サイド&バックはサテンフィニッシュ、ハーフマットピックガード
【ボディサイズ(mm)】
上部幅:280
ウェスト部:240
下部幅:390
ボディ長:500
厚み:98〜116
Dowinaのマスターシリーズはニカラグア産出のココボロ単板をサイドバックに使用。
水よりも比重が高く、水には浮かない密度の高い木材のことを"沈木"と呼び、古来より楽器の胴材に相応しい材料として知られています。ココボロは言わずと知れた沈木のひとつで、希少で高価な中央アメリカ原産。ローズウッドと近しい材種ながら比重はより高くより重い材料で、ココボロの胴を持つギターは、レスポンスの良さと倍音の豊かさ、きらきらとした硬質な音色が特徴になります。
トップ材のドロミテ・スプルースは、イタリア北東部にある山地で、東アルプス山脈の一部であるドロミテ地方で産出したスプルース。古くからストラディバリなど名のあるヴァイオリンなどに使われるスプルースのみがこう呼ばれます。バイオリン製作がキャリアのルーツにあり、ストラディバリを研究していたDowina主宰のStan氏らしいこだわりの選択です。元来Dowinaのギターが持つ低音域から高音域まで均一に鳴る特質に、さらにフィンガー・ピッキングに合う要素が加わっている印象です。シルキーでなめらかなサウンドはつい時間を忘れて弾き込んでしまいそうです。
シンプルかつ素朴ながら明るくゆかしい東欧独自の造形美。ヨーロピアンハンドメイドギターとしては圧倒的なコストパフォーマンスも魅力の注目ブランド、ぜひお試しください!
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Specification
Condition | Brand New |
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Body | Grand Auditorium Cutaway |
Top | Solid Dolomite Spruce |
Side & Back | Solid Nicaraguan Cocobolo 3p |
Neck | Genuine Mahogany with Wenge reinforced |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Madagascar Rosewood |
Bracing | X-Bracing |
Back Construction | 3p |
Neck Width At Nut | 45mm |
Scale Length | 648mm |
Tuning Machine | Gotoh 510 |
Rosette | Abalone |
Pick Guard | Clear matte |
Case | w/OHC |