C.F.Martin
0-17
エボニーロッド、スキャロップドXブレイス仕様 ウォータイムマーティン
DESCRIPTION
色濃いマホガニーのボディが一際存在感を放つヴィンテージ 0-17
"17"の歴史は古く1856年にまで遡ります。当初はボディにローズウッドが使用されてましたが、1900年代の初頭よりマホガニーへ変更され、現代まで続くスタイル17であります。
本器はエボニーロッド、スキャロップドXブレイス仕様、1943年製 ウォータイム マーティン。
トップ:マホガニー
サイド&バック:マホガニー
ネック:マホガニー (エボニーロッド)
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:ゴトー
その他:スキャロップドXブレイス、42,9mmナット幅、632mmスケール
ウォータイム(1943年〜1945年)と呼ばれる時期に製作されたマーティンには大きな特徴があり、金属不足のためスティールTバーが使用できず、エボニーロッドが採用されている点がサウンド面でも大きく影響します。
金属製のTバーと比較し、エボニーロッドの方がウッディなトーンを感じさせ、特に1943年と1944年の僅か2年間はエボニーロッド+スキャロップドXブレイスであることによるサウンドが大きな魅力であり、圧倒的に個体も少なく、ヴィンテージファンからも大変人気であるウォータイムマーティン。1945年にノンスキャロップブレイスに変更し、同年途中からスティールTバーが復活となりますので、本器がいかに貴重であるかが分かります。
製作から今年で80年が経過し、これまで多くのプレイヤーに使用されてきたことでしょう。現代の復刻版では味わえないヴィンテージサウンドを聴かせてくれます。
ネックリセットやフレット打換え、ナット・サドル交換など施され、プレイアビリティも非常に高く、最高の弾き心地であります。ペグはゴトーヴィンテージタイプに交換されておりチューニングもスムーズです。ボディやブリッジのクラック補修などのリペア歴、エンドジャック用のエンド加工なども見られますが、もちろんこのまま問題なくお使いいただけます。ネックコンディションやネックアングルも抜群で、弦高は6弦12F2.2mm / 1弦1.6mmのセッティング。弦はカスタムライトゲージで太く厚みあるサウンドを奏でます。
ケースは1980年頃のマーティン ブラックケースが付属します。
Specification
| Year | 1943年 |
|---|---|
| Condition | VG+ |
| Top | Solid Mahogany |
| Side & Back | Solid Mahogany |
| Neck | Mahogany |
| Finger Board | Jacaranda |
| Bridge | Jacaranda |
| Bracing | Scalloped X Bracing |
| Back Construction | 2p |
| Neck Width At Nut | 1-11/16"(約42.86mm) |
| Scale Length | 24.9"(約632.46mm) |
| Tuning Machine | Gotoh |
| Rosette | Black & White |
| Pick Guard | Original Tortis Color |
| Case | w/HC |
| 修理・改造履歴 | クラックリペア,フレット交換,ブリッジリペア,ペグ交換,詳細はお問い合わせ下さい。 |




















