HAYASHI GUITARS

DESCRIPTION

1983年に最初のアコースティックギターを製作、本職の傍、年に1〜2本のペースでギターを製作。1997年より本格的な製作活動を開始、Kent Everet氏、Robert O’Brien 氏、アーヴィンソモギ氏の元を訪れ製作指導、中でもジョングレーベン氏には懇切丁寧に指導を受ける。
2017年より、東京都福生に工房を構えHAYASHI Guitarsを設立、年間7〜8本程と極少数のスティール、ナイロン弦を製作している。
本器は林ギターズのオリジナルパーラーサイズの鉄弦モデル Hatsune Modern Parlor Cutaway 2023年製の極上USED品。

トップ：ジャーマンスプルース
サイド＆バック：マダガスカルローズウッド
ネック：マホガニー (アジャスタブルロッド)
指板：エボニー
ブリッジ：エボニー
ペグ：ゴトー510ミニ
その他：44.5mmナット幅、600mmスケール、牛骨ナット・サドル、サイドサウンドポート、14フレットジョイント、エボニーバインディング、ウッド&アバロンモザイクロゼッタ、ハワイアンコアヘッドプレート、ソリッドヘッド。

このサイズにして規格外のボリューム感と表現力の豊かさを持ち、サウンドのみを聴くとスモールサイズの比ではありません、初めて弾かれる方はきっと驚かれるでしょう。材が持つ音響特性も余すことなく表現され、ローミッドの厚みや上質なトーンを奏でる逸品です。サイドサウンドポートの効果も大きく、弾き手自身へのモニターともなり、メインのサウンドホールとのステレオ感も味わえます。

ボディ最大幅は一般的なダブルオーと同じですが、ボディ全長はシングルオーよりも短く、既存のギターでは見られない独特なサイズ感であることも大きなポイントです。抱えた際の収まりの良さ、バランスの良さも感じさせます。
ネックシェイプはCシェイプ、厚すぎず・薄くもなくといったグリップしやすいネックです。反りもなく、フレットの減りも見られません。
オクターヴピッチも精度が高く、ローポジションからハイポジションへ移動してもピッチのズレを感じさせず、どのポジション・コードでも美しいハーモニーを奏でます。
弦高は6弦12F 2.2mm / 1弦 1.8mmのセッティング。この弦高にしてサドルの高さも十分に余裕があり、さらに低めのセッティングを好む方にもオススメです。
塗装は全面 シェラック・フレンチポリッシュ仕上げであり、極薄な塗膜ゆえの傷は数箇所で見られますが、ダメージの大きい箇所はなく、このまま安心してお使いいただけます。修理・改造履歴もありません。
ワンランク上のスモールサイズに興味をお持ちの方はぜひお試しください。ケースはオリジナルのハードケースが付属します。

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