Borghino Guitars (Mirko Borghino)
THE LADY Q
イタリアのルシアーMirko Borghinoによる、ロールス・ロイス公式トリビュート作品。
DESCRIPTION
サウンド、デザイン共に完璧でなければならないというポリシーのもと製作しているイタリアのルシアーMirko Borghino(ミルコ・ボルギーノ)によるBorghino Guitars。
2019年、ミルコはロールスロイス公式愛好家クラブ、Rolls-Royce Enthusiasts' Clubからの招待により、同クラブが発行する豪華書籍『Strive for Perfection – The Official Celebration of 110 Years of the Spirit of Ecstasy』への参加を通じて、ロールス・ロイスの世界とのつながりを得ます。これはロールス・ロイスの象徴である「スピリット・オブ・エクスタシー」の110周年を記念する一大プロジェクトでした。スピリット・オブ・エクスタシーは、通称「フライング・レディー」と呼ばれるボンネット先端の女神像のことです。
そして、ロールス・ロイスが持つ、伝統と革新を融合させた美意識を、ギターという形で表現したモデルTHE LADYを完成させました。
コレクターズアイテムとして製作された「The Lady」は、技術・芸術の粋を集めたモデルとして、演奏性や音響性能に直結する仕様だけでなく、純粋に芸術的技巧を表現するための装飾も多く含まれており、結果として非常に高価なギターとなりました。
本器は、そうした華美な要素をあえて抑え、音響的・構造的なクオリティを一切損なうことなく、静かで洗練された美しさを追求。そこに込められた思想は、「Quiet Luxury(静かなる贅沢)」という言葉に集約されます。控えめながらも本質的な上質さを備えた佇まいは、まさにこのコンセプトを体現するものです。
このような背景から、本モデルには「Quiet Lady」、あるいはより親しみを込めて「Lady Q」という名が与えられました。派手さではなく、本質を重んじるすべてのギタリストや、審美眼を持つコレクターに捧げる、真のクラフツマンシップが宿る作品です。
トップ:ベアクロウ・アルパインレッドスプルース
サイド&バック:マダガスカルローズウッド
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ペグ:アレッシ
その他:43.5mmナット幅、642.6mmスケール、ジャーマンシルバーインレイ、マッカーサーエボニーバインディング
車愛好家の方であればその顔を見れば連想できる、ロールスロイスのヘッドライトを模したサウンドホールが象徴的なモデル。ボディサイドのモニターホールも車の世界で言うエアインテークのようなデザインです。
音色は、ミドルの密度が高く、コンパクトなボディとは対比的な高排気量サウンドです。
おそらく史上初であろうロールスロイス公認のギターということもあり、厳かな印象のギター。カーエンスーの方から、ギターエンスーの方まで、上質を知る大人におすすめしたいギターです。




Specification
| Condition | Brand New |
|---|---|
| Top | Solid Bearcraw Alpine Red Spruce |
| Side & Back | Solid Madagascar Rosewood |
| Neck | Mahogany |
| Finger Board | Ebony |
| Bridge | Ebony |
| Bracing | Original Bracing |
| Back Construction | 2p |
| Neck Width At Nut | 43.5mm |
| Scale Length | 25.3"(約642.62mm) |
| Tuning Machine | Alessi |
| Case | w/OHC |





