GRETSCH
6119 Tennessee Rose
グレッチ大定番、テネシーローズの国産初期物。
DESCRIPTION
GRETSCH(グレッチ)は1883年にアメリカで創業された老舗楽器メーカーで、特にエレクトリック・ギターにおいては1950年代から60年代にかけてのロックンロールやロカビリー、カントリー・ミュージックの発展と共に、その名を世界に轟かせました。独自のフィルタートロン・ピックアップやビグスビー・トレモロ、華やかな外観などにより、ギターシーンにおける個性派ブランドとして確固たる地位を築いています。
本器はブランドを代表する定番モデル、日本製になって間もない1992年製の6119 Tennessee RoseのUSED品。
トップ:メイプル
サイド&バック:メイプル
ネック:メイプル
指板:ローズウッド
ブリッジ:エボニー/ローラーブリッジ
ペグ:オリジナル
ピックアップ:Filter’Tron x2
その他:43mmナット幅、647mmスケール、、Bigsbyトレモロ
Tennessee Roseの歴史を辿ると、元々はChet Atkinsとの共同開発による、6120 Nashvilleのシンプル版として1958年に誕生した6119 Chet Atkins Tennesseanがベースとなります。その後グレッチは紆余曲折ありながら、1980年代末に晴れて現在に続く寺田楽器での安定生産期に入るのですが、TennesseanはChet Atkinsの曲名だったことから、権利の関係で「Tennessee Rose」と名付けられ発売しました。
艶やかなヴィンテージチェリーカラーに、バインディング付きFホール、クロームパーツがクラシカルかつ華やかな印象を演出。ボディは薄めのフルアコ構造で、ルックスと取り回しやすさを両立しています。TV Jones製のFilter’Tronピックアップとビグスビー搭載により、まさに“グレッチらしさ”が凝縮された一本です。
クリーンではパリッとしたアタックと上品な中域を持ち、歪ませれば艶と輪郭を保ったままのサウンドが得られます。ホロウ構造ならではの空気感と生鳴りも魅力。カントリーやロカビリー、ジャズ、ブルースはもちろん、オルタナ・ロックなどにも幅広く対応可能です。
バックに細かいバックルキズはございますが、年式を考えると全体的に大変美しいコンディションを保っており、使用感は少なく、演奏面のコンディションも良好です。
グレッチの王道を体現する一本。ルックス・サウンド・演奏性のすべてにおいて満足度の高いモデルです。お探しの方はぜひお早めに。
グレッチ ストック一覧はこちら
Specification
| Year | 1992年 |
|---|---|
| Condition | EX+ |
| Top | Maple |
| Side & Back | Maple |
| Neck | Maple |
| Finger Board | Rosewood |
| Bridge | Gretsch Bigsby Vibrato |
| Bracing | Parallel Bracing |
| Back Construction | 2p |
| Neck Width At Nut | 1-11/16"(約42.86mm) |
| Scale Length | 25.5"(約647.7mm) |
| Tuning Machine | Original |
| Pick Guard | Original |
| Pick Up | Filter’Tron x 2 |
| Controls | Master Volume,Master Tone, F Vol, R Vol,3WayP/U Selector |
| Weight | 4.02kg |
| Case | w/OHC |
| 修理・改造履歴 | 詳細はお問い合わせください。 |

