C.F.Martin

DESCRIPTION

17フレット仕様のマーティンウクレレ、Style-3、希少な1930年代製ヴィンテージ。

マーティンウクレレは、完成までに幾度となる試行錯誤を繰り返しながら1916年にスタイル1、2、そして1918年に3を発表しました。プロフェッショナルなモデルとして装飾はもちろんのこと、ハイポジションの演奏を考慮し17F仕様となっており、当時としてはかなり革新的なデザインだったと思われます。ポジションマークやフィンガーボードのセンターライン、ボトムオーナメントなど、年式が新しくなるにつれて、どんどんシンプルになっていきます。

本器は、華やかなデザインとして人気の高い、1930年代スペックの一本で、フィンガーボードのセルラインやダイヤモンドインレイ、ボトムオーナメントなど、スタイル3ならではの気品ある装飾をしっかりと備えています。加えて、この時期特有の軽やかなボディ構造がもたらす、ふくよかで反応の良いサウンドも大きな魅力。指先のニュアンスをすぐに音にしてくれる、ヴィンテージならではの抜けの良さが印象的です。マホガニーの甘く濃密なトーンと和音のバランスの良さ、理想的なヴィンテージマーティンサウンドと言えるでしょう。

ブリッジ交換（3弦の溝が広くなっておりますので、弦交換の際はビーズなどが必須かと思います）やペグ交換などはございますが、クラック修理跡などは無く、全体的に細かい傷がございますが、致命的なダメージなどは無く、雰囲気は良いです。

滅多に入荷しないStyle-3、お探しだった方はお急ぎください！