C.F.Martin
0-21

ギターの歴史そのものを感じさせるアンティークマーティン。
DESCRIPTION
C.F.Martinは1833年創業、アメリカン・アコースティックギター史そのものとも言える老舗ブランドです。
本器は1890年代〜1948年まで生産されていた、0-21の1900年製ヴィンテージ。既に125年が経過したアンティークマーティンです。
トップ:アディダックスプルース
サイド&バック:ハカランダ
ネック:スパニッシュシダー
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ペグ:オリジナル
その他:47mmナット幅、約632mmスケール、ピラミッドブリッジ、ヘリンボーンロゼッタ、ローズバインディング
本器が製作された1900年当時、すでにマーティン社は約70年の歴史を重ねており、楽器製作のノウハウと美意識は成熟の域に達していました。125年を経た現在でも現役で演奏できる事実こそ、マーティンの楽器作りの完成度の高さを雄弁に物語っています。
0サイズは当時のラインナップでは大型に分類され、コンサート用にお勧めのモデルとして宣伝されていました。また、0は最もフェイバリットなサイズとも当時のカタログにはあります。
細身で端正なボディライン、軽量な作り、そして長い年月を経て枯れきった木材が生み出す佇まいは、現代のギターでは決して再現できない説得力があります。経年により深みを増した表情は、単なるヴィンテージを超え「ギターの歴史そのもの」を感じさせます。
音色は小ぶりなサイズからは想像できないほどボリュームと太さがあり、深く響く美しさが印象的です。低音は引き締まり、中高域には古いマーティン特有の艶と奥行きがございます。ボディ全体が震える箱鳴りは現代のギターでは体感できない特別なものを感じます。
コンディションとしては、いつの時代にリペアされたかは分かりませんが、サイドに長いクラックリペア跡があり、元々オリジナル塗装ではなかったため、入荷後に美観を整えるためにオーバーシェラックを施しました。ネックリセット時には、ジョイント以降の指板下にネックアングル調整用のスペーサーが入れられています。ブリッジは入荷時にボルト補強が確認されましたが、オリジナル性を尊重し交換は行わず、現在はエボニー材で穴埋めを行い修復済みです。その他は年式相応の使用感はあるものの、それらすべてが本器の歩んできた時間を物語る“味わい”として受け入れられる、素晴らしい雰囲気を保っています。
現在は弦高も適正にセッティングされており、非常に弾きやすいコンディションです。
125年という時間を超え、現役で演奏でき、なお心を打つ、楽器としての本質を極めたからこそ辿り着ける境地です。
マーティンの歴史と音を、ぜひこの1本で体感してください。
*We are sorry. We cannot send this product overseas. Thanks.
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Specification
| Year | 1900年 |
|---|---|
| Condition | EX |
| Top | Solid Adirondack Spruce |
| Side & Back | Solid Jacaranda |
| Neck | Spanish Cedar |
| Finger Board | Ebony |
| Bridge | Ebony |
| Bracing | X-Bracing |
| Back Construction | 2p |
| Neck Width At Nut | 1-7/8"(約47.62mm) |
| Scale Length | 24.9"(約632.46mm) |
| Tuning Machine | Original |
| Rosette | Herringbone |
| Case | w/HC |
| 修理・改造履歴 | ネックリセット、 クラックリペア、 サイドオーバーシェラック、 ブリッジ補修、 詳細はお問い合わせください。 |



