HAYASHI GUITARS
Hatsune Crossover (Nylon Strings)
林ギターズのオリジナル・シェイプのジャズナイロンモデル Hatsune Crossover
DESCRIPTION
1983年に最初のアコースティックギターを製作、本職の傍、年に1〜2本のペースでギターを製作。1997年より本格的な製作活動を開始、Kent Everet氏、Robert O’Brien 氏、アーヴィンソモギ氏の元を訪れ製作指導、中でもジョングレーベン氏には懇切丁寧に指導を受ける。
2017年より、東京都福生に工房を構えHAYASHI Guitarsを設立、年間7〜8本程と極少数のスティール、ナイロン弦を製作している。
本器はTOKYOハンドクラフトギターフェス2025 のショーモデルとして製作された Hatsune Crossover
トップ:ジャーマンスプルース
サイド&バック:カーリーブラックウォルナット(マスターグレード)
ネック:マホガニー(2ウェイアジャスタブルロッド)
指板:ブラックエボニー
ブリッジ:ブラックエボニー
ペグ:シャートラー
その他:47mmナット幅、643mmスケール、サイドサウンドホール

薄ボディならではの抱えやすさ、高いポジションでのコードワークを容易に行える操作性、クラシックギターとしては細めの47mmナット幅、14Fジョイント構造などなど、現代的な仕様を備えておりエレキギター、アコースティックギターからの持ち替えもスムーズなジャズナイロンモデル。
上質なトップ材にアバロントリム、美しいボディラインも大きな魅力の一つ。

サイド&バック材はダイナミックな杢のブラックウォルナット。マホガニーともローズウッドとも異なりますが、サウンドの印象は柔らかさもあり重厚さも感じさせます。

サイド サウンドホールからは弾き手のモニターにもなり、メインのサウンドホールとのステレオ感も味わえ、非常に効果的なオプションであります。

ヘッドトップにはアンボイナ(花梨)バール、ヘッドバックにはブラックウォルナット材を使用し、色鮮やかなコントラストも高級感を演出。強度を高めるためのボリュートも林氏の拘りが見られます。ペグはドイツのシャートラーを採用。チューニングも非常にスムーズです。
ネック内部にはアジャスタブルロッドを仕込み、ロッド調整はサウンドホール内よりスムーズに行えます。

ブリッジの弦通し穴はダブルホールにし、この結び方によりしっかりと角度をつけた状態で弦をサドルに乗せる事が出来るため、弦振動を効率よくトップへ伝える要素の一つとなります。ブリッジの装飾もアンボイナ(花梨)バールを使用。

こちらもアンボイナ(花梨)バールを使用し、アバロンとの組み合わせが美しいサウンドホールロゼッタのデザイン。エクステンション・フィンガーボードにより最終フレットは21とし、ハーモニクス奏法などでポジション確認にも大きくプラスとなるでしょう。フレットはEVOゴールドを使用、ステンレスフレットほどではありませんは、従来のニッケルシルバー良いは強度も高い素材であります。
ケースはアランフェスの軽量ハードケースが付属します。
Specification
| Condition | Brand New |
|---|---|
| Body | 14Fret Joint |
| Top | Solid German Spruce |
| Side & Back | Solid Curly Black Walnut (Master Grade) |
| Neck | Mahogany |
| Finger Board | Black Ebony |
| Bridge | Black Ebony |
| Bracing | Fan Bracing |
| Back Construction | 2p |
| Neck Width At Nut | 47mm |
| Scale Length | 643mm |
| Tuning Machine | Schertler |
| Rosette | Amboyna Burl, Abalon |
| Case | w/OHC |









