Gibson
Southern Jumbo
絶品サウンドのヴィンテージ サザンジャンボ。
DESCRIPTION
J-45の豪華版と位置づけられるSouthern Jumbo。J-45に続き米国の南部音楽を好む人たちに向けて企画されたモデルで1942年に登場。シンプルな外観を持つJ-45に対し、より豪華な装飾類を施した、いわばデラックスヴァージョンにあたるのが Southern Jumbo。
本器は1959年製のヴィンテージ品。これぞヴィンテージギターならでは絶品サウンドの個体です。
トップ:スプルース
サイド&バック:マホガニー
ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:クルーソン
その他:43mmナット、628mmスケール、ダブルパラレログラム指板インレイ、ラージガード
ルックス・サウンドともに貫禄があり、長年弾き込まれたことによるこのサウンドはヴィンテージギブソンでしか表現できません。1956年にはそれまでのスキャロップドXブレイシングからノンスキャロップへ仕様変更となり、本器のローミッドの厚み、プレーン弦の太くキレの良いサウンドはこの構造ならでは。鳴りの良さから感じられるテンション感の柔らかさなどなど、弾くことの楽しさを味わる素晴らしいギターであります。

修理・改造履歴も少なく、オリジナル度の高い個体であり、フィニッシュはオリジナルで全体的にビッシリとウェザーチェックが見られます。オリジナルペグは年代物だけに動きはやや難ありですが、チューニングも可能です。デルリンナットもオリジナルのまま。ロゴやクラウンインレイもゴールドパールかのような色合いでこれもヴィンテージならでは。

サドル交換(牛骨)、ブリッジピンはエボニーのピンに交換されております。ブリッジはオリジナルのハカランダ、剥がれ等の修理跡もなくPU取付の改造も見られません。ブリッジプレートもとても状態良く補修履歴もありません。PG付近にピッキングによって出来た木部まで達した傷がありますがこのままでも問題なく使用できます。

ネックヒールにはストラップピンが装着されており、何十年も前に取り付けられた物でしょう まるでオリジナルかのような雰囲気です。弦高は6弦12F 2.5mm / 1弦1.8mmのセッティング(体感ではもっと低く感じるかもしれません)。サドル高さも余裕があり、仕込み角度も適正であります。トラスロッドも左右に余裕があり効きも抜群です。

光をかざすと確認できるような細かいウェザーチェックもビッシリと見られ、貫禄あるルックスです。この年代でよく見られるサウンドホールの割れもありません。指板材はハカランダ、フレットは前年の58年よりミディアムサイズが使用されており、過去に擦り合わせされているため高さ自体はかなり低めですが、太さを感じさせる所謂ギブソンサイズのオリジナルフレットです。

適度に枯れたヴィンテージトーン、ボディが震えるような箱鳴り、この表現力の高さはプレイヤーの創造力を高めてくれるでしょう。ぜひお試しください。
ケースはオリジナルではありませんが、画像のギブソン純正 ヴィンテージケースが付属します。
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Specification
| Year | 1959年 |
|---|---|
| Condition | EX |
| Top | Solid Spruce |
| Side & Back | Solid Mahogany |
| Neck | Mahogany |
| Finger Board | Jacaranda |
| Bridge | Jacaranda |
| Bracing | X-Bracing (Non-Scalloped) |
| Back Construction | 2P |
| Neck Width At Nut | 43mm |
| Scale Length | 628mm |
| Tuning Machine | Kluson |
| Rosette | Black & White |
| Pick Guard | Original Guard |
| Case | w/HC |
| 修理・改造履歴 | 詳細はお問い合わせください。 |












