C.F.Martin
0-45
歴史あるMARTINの数あるモデルの中でも古い歴史を持つ"0"サイズ。1926年製の0-45の極上USED品。
DESCRIPTION
歴史あるマーティンの数あるモデルの中でも古い歴史を持つ"0"サイズ。1904年にスタイル45が誕生し、最上級機種として打ち出したマーティン社でしたが、製作本数は極めて少なく、現在では大変貴重な存在である1926年0-45です。
アディロンダック・スプルーストップ、ハカランダS&B、マホガニーネック、エボニー指板、ハカランダブリッジ、トーチインレイ、スノーフレークス&キャッツアイ・インレイ。
1920年代のマーティンは様々な仕様変更が行われた年代であり、ニトロセルロースラッカーの使用やガット弦から鉄弦仕様に変更となり、それに伴いブレイシングやトップ板の厚みの変更、ネック内部にエボニーの補強材を仕込むなど鉄弦の張力に合わせた構造へ変更された年代であります。
1926年にはそれまでのシェラック塗料・フレンチポリッシュ仕上げからニトロセルロースラッカーの使用が開始された年でもありますが、本器はシェラックが使用されております。
構造面ではガット弦仕様が色濃く残り、ボディの震え方やサウンドのボリュームなど、プリウォーやそれ以降のギターとはまた違った凄みを感じさせる強烈な鳴りです。
過去にクラック補修やブリッジ交換が施されており、ブリッジ材はハカランダにて製作されてます。この時代ではピックガードなしが標準でしたが、本器は後付けでピックガードが貼られた跡が見られます。
フレットはこの時代の標準である細身のバーフレットです。ペグも問題なくチューニングが可能で、演奏性も素晴らしい個体です。
7Fの指板インレイが一部欠けておりますが、指板にダメージもなくこのままお使いいただけます。
The MARTIN D-45 and MoreやVintage Guitars まるごと一冊マーティンの雑誌に掲載されている個体です。
本国アメリカでもその価値は非常に高く、現存する個体も極めて少ないため、すぐに手に入るモデルではありません。この機会にぜひ現物をご覧ください。
Specification
Year | 1926年 |
---|---|
Condition | EX+ |
Top | Solid Adirondack Spruce |
Side & Back | Solid Jacaranda |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Jacaranda |
Bracing | Scalloped X Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 1-13/16"(約46mm) |
Scale Length | 24.9"(約632.46mm) |
Tuning Machine | Original |
Rosette | Abalon Style45 |
Case | w/OHC |