SCHOENBERG

DESCRIPTION

マーチン社の伝統的なOMモデルを踏襲しつつ、OMカッタウェイと言う、画期的なアイディアのギターを送り出したエリック・ショーンバーグ。
マーティンを始め、ジュリアス・ボージャス、ダナ・ボジョアなど名だたるファクトリー、ルシアーがその製作を担っております。
本器はジュリアス・ボージャス製作、Soloistの1999年製USED品。
アディロンダック・スプルーストップ、インディアン・ローズウッド・サイド＆バック、フォワード・スキャロップド・ブレイシング、エボニー指板＆ピラミッド・ブリッジ、ウェイバリー糸巻き、45mmナット幅。
サウンドの傾向はやはりマーチンスタイル。煌びやかさはほどよくおさえられ、力強く弾力のある低音とハイポジションでも太さのある伸びやかなトーンは絶品です。
ボディ外周やバックの一部には光の加減によってテープ跡が見える角度がございます。おそらくバインディング周りの作業中についたものかと思われます。その他ブリッジ前に若干の塗装浮き、7フレットあたりのネック裏に当てキズはございますが、全体的にキズは少なく、綺麗な状態を保っております。演奏面のコンディションはいたって良好です。
フィンガースタイルを主とするギタリストにお奨めの逸品です！
＜エリック・ショーンバーグ＞
ピアノのために書かれたラグタイム音楽をギターで演奏した、ラグタイム・ギター史に名の輝くプレイヤー。ヴィンテージ・ギター・コレクターとしても有名。
＜ジュリアス・ボージャス＞
マサチューセッツ州の人気ルシアー。1930年代のプリウォー・マーティンスタイルを得意とし、ヴィンテージギターファンや現代的なフィンガーピッカーに高く評価されているルシアーの一人。