YAMAOKA ARCHTOP GUITARS

DESCRIPTION

岡山県倉敷にて全て山岡則正氏一人でハンドメイドされるYamaoka Guitars。
渡辺 香津美氏、布川俊樹氏、大畑茂樹氏など、国内著名ジャズミュージシャンが使用しております。
本器は16インチ、335ボディシェイプのフルアコニューモデル、Strings Art NY-5。
シトカ・スプルーストップ、メイプル・サイド＆バック、メイプル・ネック、エボニー指板、Gotoh製Tune-O-Matic駒、Yamaoka Guitars Original"Floating-Mini"PU、628mmスケール、22F仕様。

一見セミアコのようですが、センターブロックに「KINGPOSTボディ構造」という山岡氏独自のセンターブロックを採用し、フルアコのサウンドを表現しつつフィードバックの耐性にも優れた逸品。
またボディからネックまで深みのある美しいブルーカラーに統一されており、工芸品のような雰囲気を持っております。

オリジナルに作成されたフローティング・ピックアップを搭載し、よりアコースティカルなモデルとなっております。フローティング・ピックアップ・ モデルの唯一の弱点とも言えるハウリングも独自のBODY構造であるKING POSTボディ構造により、抑えられております。低音のもたつきも無く、素早いフレーズにもしっかりと対応。
バイオリンを彷彿とさせるボディラインは大変美しく、シンプルで洗礼されたデザインはオーセンティックでいてどこか都会的です。
フルアコ構造を持つギターでは、アコースティック〜ソリッドの比重の置き方が肝となりますが、本器はジャズ・アプローチに適しており、フラットワウンド弦との相性も抜群。
芯の存在感はしっかりとしており、甘過ぎず、"bitter sweet"な色気を持ったサウンドです。
トランス・ブルーと言うカラーは幾多のメーカーが出しておりますが、さすが山岡氏が施す色合いは絶妙です。欧米系に有りがちな、派手な色合いでなく、「和」を感じさせるとてもシックな色合いです。藍と言っても良いかもしれません。世界を魅了した浮世絵「広重ブルー」に近いものを感じます。
楽器として、芸術品として、溢れる山岡氏のセンスをぜひ体感してください。