C.F.Martin
M-38

珍しい初期モノのM-38 ヴィンテージ品。圧巻のサウンドの個体です
DESCRIPTION
1977年、アーチトップギターをモチーフにデザインされたやや大型のボディシェイプが特徴的なM-38は16インチボディ幅に、000サイズのボディ厚を持たせたマーティンの数あるラインナップの中でもユニークなモデル。90年代に一時カタログ外になりましたが、2000年代に再生産されたり、2018年のマーティンビッグマイナーチェンジ以降にはM-36がスタンダードモデルとして復活しております。
本器はそのM-38の初期にあたる1978年製のヴィンテージ品。
トップ:シトカスプルース
サイド&バック:インディアンローズウッド
ネック:マホガニー (スクエアロッド)
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ペグ:シャーラー ロトマティック
その他:スキャロップドXブレイス、42,9mmナット幅、645mmスケール、牛骨ナット・サドル、ベッコウ柄PG
このモデルの特徴の一つとも言えるアバロン ロゼッタと、この年代ならではの淡いブラウンカラーのピックガードの組み合わせが美しいです。マルチストライプス トリムやヘッドまで巻かれたバインディングも独特の雰囲気を放っております。
ワイドボディ、そしてスキャロップドXブレイス特有の深みある低音はパワーを感じさせ、ボリュームの豊かさ、ナチュラルリヴァーブを聴かせてくれます。
過去にオクターヴピッチ補正の為にサドルを2.4mm厚から3.5mm厚に加工し、サドル上でピッチ補正の幅を広げました。現在ではどのポジションでもピッチのズレを感じさせず、コードを鳴らした際の美しいハーモニーを生み出します。その他 ネックリセットにて現代風のネック仕込み角度となっており、フレットはオリジナルよりも高めのフレットサイズに交換されております。弦高は6弦12F 2.5mm / 1弦 1.8mmのセッティング。
ケースはオリジナルではありませんが、1990年代のマーティン製ハードケースが付属します。
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Specification
Year | 1978年 |
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Condition | EX |
Body | 0000 |
Top | Solid Sitka Spruce |
Side & Back | Solid Indian Rosewood |
Neck | Mahogany |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Rosewood |
Bracing | Scalloped X Bracing |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 1-11/16"(約42.86mm) |
Scale Length | 645mm |
Tuning Machine | Schaller |
Rosette | Abalone |
Pick Guard | Original Tortis Color |
Case | w/HC |
修理・改造履歴 | ブリッジサドル溝加工、ネックリセット、フレット交換、詳細はお問い合わせください |